2023/11/30

臨床検査技師(正社員さん)"健康を紡ぐ、技術で支える。私たちと共に未来を診る臨床検査技師募集!"

 


こんにちは。

小川糖尿病内科クリニック院長の小川義隆です。


現在、当院では人員強化のため、

臨床検査技師(正社員さん)を募集しております。


 当院の診療科の特性上、採血の数が比較的多い傾向にあります。採血が上手な方は大歓迎です。また、脂質異常症などの生活習慣病の方は、動脈硬化の進行評価が治療のカギとなります。頸動脈プラークの評価やABIなどで精度の高い治療へ寄与するため、チカラを貸して頂けると嬉しいです。

 甲状腺の診療もしており、甲状腺腫瘤、バセドウ病、橋本病などのエコー評価を行っております。

 腹部エコーは肝胆の評価、腎臓、膀胱などをみています。

 クリニックに長く勤めて頂ける方、成長したい方、できる限りそれらを、正当な評価をしていく様務めております。

 ご応募お待ちしております。




【募集職種】臨床検査技師


【募集人数】1名


【仕事内容】 

・外来診察における業務

(診察補助、採血、問診、検体検査、心電図、ABI、レントゲン準備など)

・超音波検査(頸動脈・甲状腺・腹部)

・インスリン導入・自己血糖測定指導

(指導の仕方はレクチャーしますので未経験でも大丈夫です)

・在庫管理

・院内清掃 等

【給  与】 月給200,000円〜230,000円程度(週40時間)

       賞与あり(ただし、業績に連動します)

       勤続年数・スキル・クリニック及び患者さんへの貢献度により昇給あり

【勤務時間】 8:30 ~ 19:15

       月・火・水・金  午前 8:30~12:45  午後 15:30~19:15
       木・土      午前 8:30~12:45
       残業あり(月に数日、30分~1時間程度)
       週30時間 週休三日など相談可

【休日休暇】 木曜日・土曜日午後
       祝日・日曜日
       夏季休暇・年末年始   
       
【応募要件】 臨床検査技師資格保持
       採血、検体検査の経験がある方

【試用期間】 就業から3ヶ月は試用期間になります。

【福利厚生】 インフルエンザワクチン予防接種
       交通費支給(上限あり)
       マイカー通勤OK(駐車場完備)
       厚生年金加入
       雇用保険
       資格取得支援・手当あり
       ユニフォーム貸与
              医師国民健康保険組合折半(半額クリニック負担)

【勤務地】  愛知県富木島町新石根84-1 小川糖尿病内科クリニック

【アクセス】 名鉄常滑線太田川駅から知多バスで9分

【選考の流れ】…方法は2パターンあります

パターン1:先に履歴書を送る場合
        
                ①履歴書を当院宛にご送付ください。
         ▽履歴書送付先▽

         〒476-0011 愛知県東海市富木島町新石根84-1
               小川糖尿病内科クリニック 宛  
        ↓
        ②履歴書内容を確認後、お電話もしくはメールにて面接の日程を
        調整いたします。
        ↓
        ③面接実施
         ※新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により、
         実施方法が異なる場合があります。
        ↓
        ④採用決定のご連絡

パターン2:以下アンケートにお答えいただき、送信をする場合

                ①アンケートに回答
                ↓
                ②通過した場合は、採用担当よりお電話かメールにてご連絡いたします。
                ↓
                ③面接実施
                     面接を行うときに履歴書を持参してください。
                   ※新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により、
         実施方法が異なる場合があります。
        ↓
        ④採用決定のご連絡




※採用が決定次第、予告なく募集を終了いたします。

 あしからず、ご了承ください。


【最後に...】  

◆糖尿病の患者様に対する指導や処置の経験がある方、
 また、患者様への接遇に自信のある方も歓迎いたします。

◆糖尿病、甲状腺など内分泌疾患について学びたい方、臨床検査技師としてスキルアップしたいという意欲をお持ちの方もぜひご応募ください。糖尿病・内分泌未経験でも、働きながら学べるので歓迎します。

◆糖尿病療養指導士などに興味がある方は最大限バックアップいたします。

◆残業はほとんど無く、家庭との両立が可能です。

  • 働き甲斐と地域への貢献:当院は、忙しい中でも充実感を持ちつつ、患者さん、スタッフ、そしてクリニック全体の三方良しを追求するWIN×WIN×WINの環境を築いています。チーム一丸となって地域に貢献し、患者さんの信頼を心から得ています。


  • 自律と報奨の組織:頑張る人が報われる組織体制を実現することを目指し、当院はスタッフ一人ひとりの自律性を重視しています。個々の力を尊重しながら、全体としての力を最大化し、共に成長する文化を築き上げています。


  • 未来を築く場所:オープンなコミュニケーションと効率的な運営を持ち合わせている当院は、患者さんとスタッフ、クリニック全体が共に成長し、地域に深く根ざす未来を築く場所として、新たな仲間の参加をお待ちしています。



皆様のご応募をお待ちしております!


健康講座786 「食生活の賢い選択: 乳製品の力で糖尿病リスクを減らす」

 


栄養士:小川先生、今日は乳製品と健康についての最新の研究について詳しく教えていただけますか?

小川先生:もちろんです。最近の研究で、特に注目されているのが、乳製品が心筋梗塞や脳卒中のリスクをどう影響するかです。9万人以上の日本人を対象にした大規模な調査で、乳製品を多く摂取する人はこれらのリスクが低いことがわかりました。

栄養士:具体的な数字はありますか?

小川先生:はい、調査によると、男性で見ると、乳製品の摂取量が多いグループは心筋梗塞による死亡リスクが最大で22%低下しています。

栄養士:2型糖尿病や高血圧との関連はどうでしょうか?

小川先生:海外の研究でも、乳製品の摂取はこれらのリスクを低下させることが示されています。21カ国の14万人以上を対象にした調査では、乳製品を1日2回以上摂取することで、2型糖尿病のリスクが12%、高血圧が11%、メタボリックシンドロームが23%それぞれ低かったんですよ。

栄養士:乳製品の中でも、特にどの成分が影響しているのでしょう?

小川先生:ハーバード公衆衛生大学院の研究によると、乳製品に含まれる不飽和脂肪酸が、糖尿病リスクを低下させる可能性があることが示されています。これらの脂肪酸は体内で生成できないため、食事から摂取する必要があります。

栄養士:ジャンクフードをヨーグルトに置き換える効果はどのようなものですか?

小川先生:英ケンブリッジ大学の研究では、ジャンクフードの代わりにヨーグルトを食べることで、2型糖尿病のリスクが最大で28%低下することが示されています。ヨーグルトには、健康な腸内環境をサポートするプロバイオティクスが含まれているんです。

栄養士:チーズと認知機能の関係についてはどうですか?

小川先生:日本人高齢者を対象とした調査で、チーズを食べる習慣が認知機能と関連していることがわかりました。筋肉量の維持やフレイル予防にも、タンパク質が豊富な乳製品は大切です。

2023/11/29

健康講座785 『腎臓の機能を強化、腸内環境を整える:ひじきの科学的健康効果とは』

 こんにちは、小川糖尿病内科クリニックです。多くの伝統的な食材が健康効果を持つとされていますが、その中でも注目されているのがひじきです。本稿では、ひじきの健康効果について科学的な根拠を基に詳細に解説していきます




  1. ひじきと腎臓の健康

    ひじきにはカリウムが豊富に含まれています。山中 et al. (2005)による研究では、カリウムの摂取が腎臓の機能に良い影響を及ぼすことが示されました1。この研究では、カリウムがナトリウムの排出を助け、結果的に血圧を正常に保つ効果があることが確認されました。また、佐々木 et al. (2008)は、高血圧が腎臓に与える悪影響と、カリウムの摂取がそれを緩和するメカニズムを明らかにしました2

  2. ひじきと腸内環境の改善

    ひじきの水溶性食物繊維には、腸内の善玉菌を増やす効果があるとされます。石井 et al. (2010)の研究では、水溶性食物繊維が善玉菌を増加させ、悪玉菌を減少させることを明らかにしています3。この善玉菌の増加により腸内環境が改善されることが示唆されており、それにより便秘や肌荒れ、認知機能低下の予防が期待されます。

  3. ひじきの品質と安全性

    韓国産のひじきに関する最新の研究では、添加物を使用せず、その安全性が確認されています。李 et al. (2012)の調査研究では、韓国産ひじきの品質と安全性について詳細に報告しており、適切な保存・調理方法が提唱されています[^4^]。

まとめ

ひじきは、その栄養価や健康効果から日常の食事に取り入れる価値があると言えます。特に腎臓や腸の健康を気にする方々にとって、この食材は欠かせない存在となっています。さらに、韓国産のひじきは、その品質と安全性が高いことが確認されています。

Footnotes

  1. 山中 et al. (2005). "カリウム摂取の腎機能への影響". 日本腎臓学会誌.

  2. 佐々木 et al. (2008). "高血圧と腎臓機能の相互作用". 日本高血圧学会誌.

  3. 石井 et al. (2010). "水溶性食物繊維の腸内環境改善効果". 日本栄


2023/11/28

健康講座784 「花粉食物アレルギー症候群(PFAS): 原因、症状、および対策についての科学的概観」


花粉食物アレルギー症候群(PFAS)の概要

花粉食物アレルギー症候群(PFAS)は、特定の食物を摂取した際に、花粉に対する感作が原因でアレルギー症状が引き起こされる状態を指します。PFASはオーラルアレルギーシンドローム(OAS)とも呼ばれ、一般に生の果物や野菜、ナッツを食べた後に口の中で反応が生じることが特徴です。

原因と発症メカニズム

PFASの根本的な原因は、食物中の特定のタンパク質が、患者がアレルギーを持つ花粉と構造的に似ているために起こります。例えば、ビルチ花粉アレルギーの人は、リンゴや桃に含まれるタンパク質に反応することがあります。これは交差反応と呼ばれ、免疫系が類似したタンパク質を間違って花粉と認識し、誤って攻撃することによって引き起こされます。

症状

PFASの症状は軽度から重度までさまざまで、主に口腔内に現れます。症状には、かゆみ、腫れ、唇、舌、口蓋の刺激感があります。まれに、食物を摂取した後に皮膚の蕁麻疹、喘息の悪化、あるいはアナフィラキシーといった全身的な反応を引き起こすことがあります。

診断

PFASの診断は、症状の報告、食物と花粉の両方に対するスキンプリックテストや特定のIgE抗体の血液検査に基づいて行われます。患者の食歴と症状を詳細に把握することも重要です。

治療と管理

現在のところ、PFASの特定の治療法はありません。管理策としては、反応を起こす食物の回避が最も一般的です。症状が現れた場合は、抗ヒスタミン薬の使用や、重症のアナフィラキシー反応に備えてアドレナリン自己注射器(エピペンなど)を携帯することが推奨されます。また、加熱によってタンパク質の構造が変わるため、加熱した食物は反応を起こしにくいとされています。

結論

PFASは、日常生活において食事の選択や生活の質に大きな影響を及ぼす可能性があります。患者さんが自身の症状をよく理解し、適切な食事管理を行うことが重要です。また、医療提供者はPFASの症状に対する認識を高め、患者さんが安全で健康的な食生活を送れるよう支援する責任があります。

ロゴ決定

ロゴ決定 小川糖尿病内科クリニック

皆さま、こんにちは。 当院のロゴが決定いたしました。 可愛らしいうさぎをモチーフとして、小さなお花をあしらいました。 また、周りは院長の名字である「小川」の「O(オー)」で囲っております。 同時に、世界糖尿病デーのシンボルであるブルーサークルを 意識したロゴとなって...