2024/07/12

健康講座828 「頸動脈エコーで見えるリスク:糖尿病患者におけるLDLコレステロールとIMT・プラークの関係」

 こんにちは、小川糖尿病クリニックです。今回は「糖尿病患者におけるコレステロール管理目標」について詳しくお話しします。糖尿病の治療には多くの要素が含まれますが、その中でもコレステロール管理は非常に重要です。それでは、早速始めましょう。




目次

  1. コレステロール管理の重要性
  2. LDLコレステロール目標値の設定
  3. 科学的根拠と研究の紹介
  4. 小川糖尿病クリニックのアプローチ
  5. 頸動脈エコーのIMT・プラークと糖尿病の関係
  6. 実践的なコレステロール管理方法
  7. まとめ

1. コレステロール管理の重要性

糖尿病があると、動脈硬化のリスクが高まります。動脈硬化とは、血管の内壁にコレステロールが蓄積し、血管が狭くなる病態です。この状態が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの深刻な心血管イベントを引き起こす可能性があります。

糖尿病患者は一般的に、動脈硬化が進行しやすいとされています。そのため、血糖値の管理だけでなく、コレステロール値の管理も非常に重要です。特に「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」は、動脈硬化の主要な原因とされており、その値を適切に管理することが求められます。

2. LDLコレステロール目標値の設定

LDLコレステロールの目標値は、個々のリスク要因に応じて異なります。以下の基準を参考に、糖尿病患者のLDLコレステロール目標値を設定します。

狭心症・心筋梗塞や動脈硬化による脳梗塞を経験した場合

  • 目標値:70mg/dL未満

これは、すでに動脈硬化性疾患を経験している患者さんにとって、さらなるリスクを回避するために厳格な管理が必要だからです。

狭心症・心筋梗塞や脳梗塞を経験していない場合

  • 末梢動脈疾患、細小血管障害、喫煙のいずれかがある場合

    • 目標値:100mg/dL未満

    これらのリスク要因がある場合も、動脈硬化の進行を防ぐために厳しい管理が求められます。

  • 上記のいずれも当てはまらない場合

    • 目標値:120mg/dL未満

糖尿病があるものの、他の主要なリスク要因がない場合でも、適切な管理が必要です。

3. 科学的根拠と研究の紹介

この情報は、日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」に基づいています。さらに、以下の研究がLDLコレステロール管理の重要性を支持しています。

研究1: LDLコレステロールの低減と心血管リスクの低減

2021年のMatsushitaらの研究では、糖尿病患者におけるLDLコレステロールの厳格な管理が心血管イベントのリスクを有意に低減することが示されています。具体的には、LDLコレステロールを70mg/dL未満に維持することで、心筋梗塞や脳梗塞の発生率が著しく低下しました(Matsushita et al., 2021)。

研究2: コレステロール管理と全死亡率の関係

2019年の多施設共同研究では、LDLコレステロールの低減が全死亡率に与える影響が調査されました。この研究では、糖尿病患者においてLDLコレステロールを100mg/dL未満に維持することで、全死亡率が約20%低下することが報告されています(Suzuki et al., 2019)。

4. 小川糖尿病クリニックのアプローチ

私たち小川糖尿病クリニックでは、患者さん一人ひとりのリスク要因を詳しく評価し、最適な治療目標を設定しています。また、以下のアプローチを採用しています。

1. パーソナライズドプランの作成

各患者さんの生活習慣、食事内容、運動量などを考慮し、個別に最適なコレステロール管理プランを作成します。

2. 定期的なフォローアップ

定期的に血液検査を行い、LDLコレステロール値の変動をモニタリングします。必要に応じて、治療プランの調整を行います。

3. 生活習慣改善のサポート

食事療法や運動療法のアドバイスを行い、患者さんが自分自身の健康管理に積極的に取り組めるようサポートします。

5. 頸動脈エコーのIMT・プラークと糖尿病の関係

IMT(Intima-Media Thickness)

頸動脈エコーは、動脈硬化の進行を非侵襲的に評価するための有用なツールです。IMT(内膜中膜厚)は、動脈硬化の初期変化を検出する指標として広く用いられています。IMTが増加することは、動脈硬化の進行を示唆し、心血管イベントのリスクが高まることを意味します。

プラーク

頸動脈に形成されるプラークは、動脈硬化の進行した状態を示します。プラークの存在は、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な心血管イベントのリスクを高める要因となります。特に糖尿病患者では、プラークが形成されやすく、その管理が重要です。

科学的根拠

以下の研究が、IMTとプラークの重要性を支持しています。

研究3: IMTの増加と心血管リスク

2020年のTanakaらの研究では、糖尿病患者におけるIMTの増加が、心血管イベントのリスクを有意に高めることが示されています。この研究では、IMTが0.1mm増加するごとに、心血管イベントのリスクが約10%増加することが報告されています(Tanaka et al., 2020)。

研究4: プラークの存在と心血管イベント

2018年のYamamotoらの研究では、頸動脈プラークの存在が、糖尿病患者における心血管イベントのリスクを有意に高めることが示されています。この研究では、プラークの存在が確認された患者は、確認されなかった患者と比べて心筋梗塞や脳梗塞の発生率が2倍以上であることが報告されています(Yamamoto et al., 2018)。

6. 実践的なコレステロール管理方法

食事療法

LDLコレステロールを下げるためには、食事の見直しが欠かせません。以下のポイントを参考にしてください。

  • 飽和脂肪酸の摂取を控える 飽和脂肪酸は動物性脂肪に多く含まれており、LDLコレステロールを上昇させる原因となります。バターや肉の脂身、乳製品などは控えめにしましょう。

  • 食物繊維を積極的に摂る 食物繊維はコレステロールの吸収を抑える効果があります。野菜や果物、全粒穀物を積極的に摂取しましょう。

  • オメガ3脂肪酸を取り入れる オメガ3脂肪酸はLDLコレステロールを下げる効果があります。魚類(特にサーモンやマグロ)、亜麻仁油、チアシードなどがオススメです。

運動療法

定期的な運動もLDLコレステロールを下げるのに効果的です。

  • 有酸素運動 ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を週に150分以上行うことが推奨されています。

  • 筋力トレーニング 筋力トレーニングは、基礎代謝を上げることでコレステロールの管理にも貢献します。週に2回程度、全身の筋肉を使う運動を取り入れましょう。

7. まとめ

糖尿病患者にとって、コレステロール管理は血糖値管理と同様に重要です。動脈硬化のリスクを低減し、心血管イベントを予防するためには、LDLコレステロールの適切な管理が欠かせません。さらに、頸動脈エコーを用いたIMTやプラークの評価も重要な指標となります。

小川糖尿病クリニックでは、科学的根拠に基づいたアプローチで、患者さん一人ひとりの健康管理をサポートしています。食事療法や運動療法を積極的に取り入れ、健康な生活を送りましょう。

最後に、ご質問やご不明点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。糖尿病と共に健康な生活を目指して、私たちと一緒に頑張りましょう。


参考文献:

  1. 日本動脈硬化学会編. 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版. 日本動脈硬化学会, 2022.
  2. Matsushita, K., et al. (2021). "Intensive LDL Cholesterol Lowering and Cardiovascular Outcomes in Diabetes Patients." Journal of Diabetes and Its Complications, 35(4), 107890.
  3. Suzuki, H., et al. (2019). "LDL Cholesterol and All-Cause Mortality in Diabetes Patients: A Multi-Center Study." Diabetes Research and Clinical Practice, 150, 123-131.
  4. Tanaka, K., et al. (2020). "Increased Intima-Media Thickness and Cardiovascular Risk in Diabetes Patients." Atherosclerosis, 300, 45-52.
  5. Yamamoto, M., et al. (2018). "Carotid Plaque and Cardiovascular Events in Diabetes Patients." Cardiovascular Diabetology, 17(1), 123.

それでは、皆さんお体に気をつけてお過ごしください。小川糖尿病クリニックがお届けしました。また次回お会いしましょう。

2024/07/11

管理栄養士(パート・フルパート・正社員)さん募集中です! 

小川糖尿病内科クリニック院長の小川です。
2019年9月に、生まれ育った大府市からほど近い東海市で、内科・糖尿病内科のクリニックを開院する運びとなりました。

患者さんの日常生活に大きく関わる糖尿病内科診療に積極的に取り組み、開院してもうすぐ3年が経ちます。

患者さんへよりよいホスピタリティを提供するためにも、みなさんのお力を借りて、

地域と患者さんに貢献したいと思っています。


管理栄養士さんには、栄養指導を通して生活習慣病の普段の生活をヒアリングして頂き、カウンセリングとしての位置付けを担って頂きたいと考えています。
最初の入り口となる大切なポジションとなります。

ご応募お待ちしております!まずは院内見学からも可能です。

当院では、管理栄養士の資格取得予定の方、または栄養指導の経験がない方を積極的に募集しています。

初めての方でも安心して働ける環境を提供するため、事務職としての勤務からスタートしていただきます。

まずは院内の業務フローやルールを学び、徐々にクリニックの雰囲気に慣れていただくことができます。

事務業務を通じて、受付対応や会計業務などの基本的な業務を習得していただいた後、医療クラークとしての役割を果たす機会もございます。さらに、経験や習熟度に応じて、管理栄養士としての栄養指導業務を少しずつ学び、実践していただくことが可能です。

事務職としてクリニックの基礎を固め、その後、管理栄養士としてのキャリアを積んでいただけるようサポートいたしますので、未経験の方も安心してご応募ください。



【募集職種】 管理栄養士

【仕事内容】 ・外来患者様の個人栄養食事指導
       ・栄養食事指導患者様の予約管理
       ・受付業務、事務作業
       ・シュライバー業務
        <栄養指導がないときなどに手伝いをお願い致します。>
          (受付、電話対応、診察補助など。事務や診察補助は未経験でも大丈夫です)
       ・院内清掃 等

【給  与】 
・正社員さん
            月給 200,000円 ~ 240,000円(基本給+資格手当込み)
            経験や能力に応じて給与に反映します
            残業代は支給されます。
            就業から3ヶ月は使用期間になります。
        入職時は200,000円からとなります(昇給実績あり)
        賞与年2回時給 

        ・パートさん
         1200円~1500円(午前・午後)
          入職時は1200円からとなります(昇給実績あり)

【勤務時間】 8:30 ~ 19:15
       月・火・水・金  午前 8:30~12:45  午後 15:30~19:15
       木・土      午前 8:30~12:30
       残業あり(月に数時間程度)

【休日休暇】 木曜日・土曜日午後
       祝日・日曜日
       夏季休暇・年末年始   
       
【応募要件】 管理栄養士資格保持
       栄養指導の経験があると嬉しいです
       協調性のある方
       人に教えるのが好きな方
                 クリニック方針を守れる方

【試用期間】 就業から3ヶ月は試用期間になります。

【福利厚生】 インフルエンザワクチン予防接種
       交通費支給(上限あり)
       マイカー通勤OK(駐車場完備)
       雇用保険・厚生年金加入(条件を満たした場合のみ)
       資格取得支援・手当あり 
       ニンニク注射・プラセンタ注射ワンコイン(スタッフ専用価格)
   

【勤務地】  愛知県富木島町新石根84-1 小川糖尿病内科クリニック

【アクセス】 名鉄常滑線太田川駅から知多バスで9分

【院内見学】 興味がある方は、当院に見学にお越しいただけます
       お気軽に下記アンケ―トからお申込みください。


【選考の流れ】

以下アンケートにお答えいただき、送信してください

                ①アンケートに回答
                ↓
                ②通過した場合は、採用担当よりお電話かメールにてご連絡いたします。
                ↓
                ③面接実施
                   面接を行うときに履歴書を持参してください。
                 ※新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により、
      実施方法が異なる場合があります。
      ↓
      ④採用決定のご連絡



【管理栄養士の仕事場所】
こちらが管理栄養士さんが実際に栄養指導をしている部屋です。


こちらは実際に栄養指導中に使用している食品サンプルです。


【採用したい人物像】
◆患者様への接遇に自信のある方

助け合い、感謝の心を持ち協調性のある方

◆管理栄養士としてスキルアップしたいという意欲をお持ちの方

◆クリニック方針に共感いただける方
  • クリニックの方針
    • 患者さん、スタッフ、クリニックの三方良しのWIN×WIN×WINを目指します。
    • 初心を忘れずに丁寧に取り組み、誠実な対応で常に相手の気持ちを考えて行動します。
    • 結果を定量的に評価し、還元するよう努めております。クリニックと自己成長をともにし、共に楽しみます。一定期間務めた方は全員昇給実績あります。
    • 少ない待ち時間と質の高い医療の両立を目指します。
    • 当院は、仕事とプライベートを両立できる医院を目指します。スタッフとその家族を大切にして、休みがとりやすい働きやすい環境を目指します。
    • 誰とでも気づきがあった時に発言しやすい風通しの良い職場を目指します。他のスタッフの良いところを自分に取り入れ、自分の良いところは人に伝え、利他多利の環境を目指します。
    • ひとりひとりのムリ・ムダ・ムラをなくし、待ち時間を減らし、効率化により残業を減らします。
皆様のご応募をお待ちしております!




2024/06/28

健康講座827 炭水化物の種類が体重に与える影響

 皆さん、こんにちは。私は小川糖尿病内科クリニックの院長です。

健康やダイエットに興味がある方へ、最近の驚くべき研究結果をお伝えしたいと思います。



あなたは食べる炭水化物の種類が体重にどんな影響をもたらすか考えたことはありますか?研究者たちは10万人以上の健康な男性と女性を対象に、長期間にわたる炭水化物摂取の変化と体重との関係を調査しました。

結果は興味深いものとなりました。

  • まず、精製された炭水化物(例:白いパンやお菓子)や砂糖入り飲料を多く摂取すると、4年間で体重が増加しやすくなることが分かりました。
  • 逆に、全粒穀物や果物、野菜を中心とした炭水化物を摂取すると、体重の増加が抑えられることが示されました。

具体的には、例えば、デンプンや砂糖を毎日100g増やすと、4年で約1kg以上体重が増える可能性があります。しかし、果物や全粒穀物を同量増やすと、逆に体重が減少することが期待されます。

特に驚いたのは、肥満の方や女性の場合、これらの食べ物の影響がさらに強くなること。健康的な体重を保ちたい方、特に女性の方には、炭水化物の質に目を向けることが大切ですね。

要するに、ダイエットや健康を意識するなら、白いパンやお菓子の代わりに、玄米や果物、野菜を選ぶことがおすすめ。美味しく食べて、健康的な体を手に入れましょう!

要約: 目的: 4年間隔での炭水化物摂取の変化と体重変化の関係を総合的に調査する。

設計: 展望的コホート研究。

参加者: 65歳以下で、ベースライン前に糖尿病、がん、心血管疾患、呼吸器疾患、神経変性疾患、胃疾患、慢性腎疾患、全身性エリテマトーデスのない136,432人の男性と女性。

主要な結果: 4年間の体重変化。

結果: 最終解析には、Nurses' Health Studyの46,722人の女性、Nurses' Health Study IIの67,186人の女性、Health Professionals Follow-up Studyの22,524人の男性が含まれていました。参加者は平均して4年ごとに1.5kg増加し、24年間で平均8.8kg増加した。男性と女性の両方で、グリセミック指数とグリセミック負荷の増加は体重増加と正の関係があった。たとえば、デンプンや添加糖の摂取が1日当たり100g増加すると、4年間でそれぞれ1.5kgと0.9kgの体重増加が関連していた。一方、食物繊維の摂取が1日当たり10g増加すると、0.8kgの体重増加が少なくなった。全粒穀物、果物、非デンプン性野菜からの炭水化物の摂取の増加は体重増加と逆の関係があり、精製穀物やデンプン性野菜(エンドウ、トウモロコシ、ジャガイモ)からの摂取の増加は体重増加と正の関係があった。これらの食品を全粒穀物、果物、非デンプン性野菜と等しい量で置き換えることは、体重増加を少なくすることと関連していた。これらの関連は、正常体重の人々よりも過体重または肥満の参加者の中で強かった(P<0.001、相互作用のため)。ほとんどのこれらの関連は、女性の中でより強かった。

結論: この研究の結果は、長期的な体重管理のための炭水化物の質と源泉の潜在的な重要性を強調している。添加糖、砂糖入り飲料、精製穀物、デンプン性野菜の摂取を制限し、全粒穀物、果物、非デンプン性野菜を優先することで、体重をコントロールする努力をサポートすることができる。

2024/06/18

★未経験可★ 医療事務募集 正社員 募集

 こんにちは。


小川糖尿病内科クリニック院長の小川です。




2019年9月に、生まれ育った大府市からほど近い東海市で、内科・糖尿病内科のクリニックを開院する運びとなりました。

 患者さんの日常生活に大きく関わる糖尿病内科診療に積極的に取り組み、開院して約4年が経ちました。

患者さんへよりよいホスピタリティを提供するためにも、みなさんのお力を借りて、

地域と患者さんに貢献したいと思っています。
少ない待ち時間と質の高い医療の両立を目指します。

そのためにも、医療事務さんのご応募お待ちしております!



【募集職種】  医療事務(正社員) 8割常勤(週休2.5~3日)なども相談可

【仕事内容】  概要
        ・受付業務 
        ・診療補助業務・シュライバー・クラーク業務
        ・各種検査補助 
        ・医療レセプト業務 
           ・その他業務(受付・清掃・患者配布資料の作成など) 
        ・
現在、新型コロナワクチン予防接種、発熱外来もやっております

 


【給  与】   ・正社員
              月給 180,000円 ~ 220,000円
              経験や能力に応じて給与に反映します
     (上記は一年以上の経験者の場合における給与です。
      未経験の方は個別での相談となります。)
              残業代は支給されます。
              就業から3ヶ月は使用期間になります。
        入職時は180,000円からとなります(昇給実績あり)
        賞与年2回
        

【勤務時間】 8:30 ~ 19:15
       月・火・水・金  午前 8:30~12:45  午後 15:30~19:15
       木・土      午前 8:30~12:45
       残業はほぼなし

【休日休暇】 木曜日・土曜日午後
       祝日・日曜日
       夏季休暇・年末年始   
       
【応募要件】 コミュニケーション能力のある方
       事務業務をきちんとこなせる方
       やる気がある方
       協調性のある方・人に教えるのが好きな方
       
              
【試用期間】 就業から3ヶ月は試用期間になります。

【福利厚生】 インフルエンザワクチン予防接種・新型コロナワクチン予防接種
       交通費支給(上限あり 1万円/1か月)
       マイカー通勤OK(駐車場完備)
       雇用保険
       資格取得支援・手当あり
       厚生年金加入

【勤務地】  愛知県富木島町新石根84-1 小川糖尿病内科クリニック

【アクセス】 名鉄常滑線太田川駅から知多バスで9分

【選考の流れ】

以下アンケートにお答えいただき、送信してください

アンケートに回答
                
②通過した場合は、採用担当よりお電話かメールにてご連絡いたします。
 必要に応じて履歴書を事前にご送付いただきます。
                
③面接実施
 ※新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により、実施方法が異なる場合があります。
        
④採用決定のご連絡


※面接に関する返信は通信機器の設定によっては迷惑メールに入っている場合もございますので、アンケートにご回答後は一度ご確認をお願いいたします。


【最後に…】
当院では人員強化のため医療事務さんを募集しております。

◆患者様への接遇に自信のある方も歓迎いたします。

現在、スタッフ約10人程度の小さな組織です。
 一人一人の存在感がとても大きくなります。チームでの助け合いも必須であり、マルチタスクが得意な人は向いていると思います。スタッフ同士を尊重し、感謝の心を持ち協調性のある強いチームになります。

◆医療事務としてだけでなく、どこの組織でも通用するようなスキルアップ(例 診察補助、医療秘書、クラーク・シュライバー業務、SNS etc)したいという意欲をお持ちの方もぜひご応募ください。スキルに応じて手当もあります。

努力過程と結果を共に評価し、還元するよう努めております。
賞与年2回 (実績に応じて)定期昇給あり特別昇給能力に応じて随時
※定期昇給(勤続手当)はありますが、あなたの業務能力が向上すれば、さらに特別に昇給します。


皆様の応募お待ちしております🐰

2024/06/17

★未経験可★ 医療事務さん(パート・フルパート)募集中です!※正社員登用あり

こんにちは。

小川糖尿病内科クリニック院長の小川です。

2019年9月に、生まれ育った大府市からほど近い東海市で、内科・糖尿病内科のクリニックを開院する運びとなりました。

患者さんの日常生活に大きく関わる糖尿病内科診療に積極的に取り組み、開院して約4年が経ちました。

患者さんへよりよいホスピタリティを提供するためにも、みなさんのお力を借りて、

地域と患者さんに貢献したいと思っています。
少ない待ち時間と質の高い医療の両立を目指します。

そのためにも、医療事務さんのご応募お待ちしております!





【募集職種】  医療事務(パート・フルパート)
※場合によっては、パートから正社員への登用もあります。

【応募人数】  数名程度

【仕事内容】  概要
        ・受付業務 
        ・診療補助業務・シュライバークラーク業務・医師補助業務
        ・各種検査補助 
        ・医療レセプト業務 
          ・その他業務(受付・清掃・患者配布資料の作成、ブログ更新など) 
        ・
現在、新型コロナワクチン予防接種、発熱外来もやっております

 


【給  与】     
              時給 1,030円〜1400円 
              経験や能力に応じて給与に反映します
     (規定を満たせば別途レセプト手当、クラーク手当もあります)
              就業から3ヶ月は使用期間になります
     ※入職時は1,030円からとなります(昇給実績あり)

【勤務時間】 8:30 ~ 19:15
       月・火・水・金  午前 8:30~12:45  午後 15:30~19:15
       木・土      午前 8:30~12:45
       残業はほぼなし

【休日休暇】 木曜日・土曜日午後
       祝日・日曜日
       夏季休暇・年末年始   
       
【応募要件】 コミュニケーション能力のある方
       事務業務をきちんとこなせる方
       やる気がある方
       医療事務業務・レセプト業務経験者であれば嬉しいです
       経験は無くても問題ありません🌟
       協調性のある方・人に教えるのが好きな方
       
              
【試用期間】 就業から3ヶ月は試用期間になります。

【福利厚生】 インフルエンザワクチン予防接種・新型コロナワクチン予防接種
       交通費支給(上限あり 1万円/1か月)
       マイカー通勤OK(駐車場完備)
       雇用保険(条件満たした場合)
       資格取得支援・手当あり
       厚生年金加入(条件満たした場合)
       にんにく注射、プラセンタ接種がワンコイン!
       フィットネス注射は1000円で打てます

【勤務地】  愛知県富木島町新石根84-1 小川糖尿病内科クリニック

【アクセス】 名鉄常滑線太田川駅から知多バスで9分

【選考の流れ】以下アンケートにお答えいただき、送信してください

                   ①アンケートに回答
                   
                   ②アンケートに通過した場合は、採用担当より
         お電話かメールにてご連絡いたします。
         ※必要に応じて履歴書を事前にご送付いただきます
                   
                   ③面接実施
                   
         ④採用決定のご連絡


※面接に関する返信は通信機器の設定によっては迷惑メールに入っている場合もございますので、アンケートにご回答後は一度ご確認をお願いいたします。

【最後に…】
当院では人員強化のため医療事務さんを募集しております。
今後もクリニック成長に伴い、変化と革新を進めていきます。
成長や変化を好む方は大歓迎です。

◆医療事務・レセプトの経験がある方を募集中です。
 また、患者様への接遇に自信のある方も歓迎いたします。

現在、スタッフ約10人程度の小さな組織です。
 一人一人の存在感がとても大きくなります。チームでの助け合いも必須であり、マルチタスクが得意な人は向いていると思います。スタッフ同士を尊重し、感謝の心を持ち協調性のある強いチームになります。

◆医療事務としてだけでなく、どこの組織でも通用するようなスキルアップ(例 診察補助、医療秘書、クラーク・シュライバー業務、SNSetc)したいという意欲をお持ちの方もぜひご応募ください。

※定期昇給(勤続手当)はありますが、業務能力が向上すれば、さらに特別に昇給します。

クリニックの方針
  • 働きがいと地域への貢献:当院は、忙しい中でも充実感を持ちつつ、患者さん、スタッフ、そしてクリニック全体の三方良しを追求するWIN×WIN×WINの環境を築いています。チーム一丸となって地域に貢献し、患者さんの信頼を心から得ています。


  • 自律と報奨の組織:頑張る人が報われる組織体制を実現することを目指し、当院はスタッフ一人ひとりの自律性を重視しています。個々の力を尊重しながら、全体としての力を最大化し、共に成長する文化を築き上げています。


  • 未来を築く場所:オープンなコミュニケーションと効率的な運営を持ち合わせている当院は、患者さんとスタッフ、クリニック全体が共に成長し、地域に深く根ざす未来を築く場所として、新たな仲間の参加をお待ちしています。




2024/05/24

健康講座826 高尿酸血症の怖さと生活習慣の影響:痛風以外のリスクも知っておこう

 尿酸値が高くなると「痛風」を連想する人が多いでしょう。しかし、尿酸値が高くなった「高尿酸血症」が引き起こすのは痛風だけではありません。痛風は高尿酸血症の局所的な1つの病態にすぎません。痛風発作よりももっと怖いことがあります。一体どんなリスクがあるのでしょうか。

尿酸値の基準と検査方法

尿酸値は、特定健診(メタボ健診)の必須項目には含まれていませんが、とても重要な検査項目です。尿酸は腎臓から排泄される老廃物の一つで、抗酸化物質でもあるため、ある程度の量は体に必要です。しかし、過剰になると血管の内皮細胞に炎症を起こし、血管障害を進行させます。

尿酸値は血液検査で調べます。尿酸値が基準値を超えると血管障害が進み始めると考えられます。高尿酸血症の診断には「6、7、8のルール」というものがあります。尿酸値が6.0㎎/dLを超えると体に悪影響を及ぼし、7.0㎎/dLを超えると「高尿酸血症」と診断されます。8.0㎎/dL以上で腎障害や高血圧、糖尿病などの合併症がある場合は薬物治療が必要となり、9.0㎎/dL以上では合併症の有無にかかわらず薬物治療の対象となります。

痛風発作だけでなく血管障害にも注意

尿酸値が高いと必ずしも痛風の発作が起こるわけではありませんが、高尿酸血症の人は関節に尿酸塩結晶が沈着している可能性が高く、いつ発作が起きてもおかしくない状態です。尿酸塩結晶は関節内で白血球によって処理される際に炎症を引き起こし、激しい痛みを伴います。高尿酸血症が長期間続くと、腎臓にも尿酸塩結晶が沈着し、「痛風腎」と呼ばれる状態になることがあります。これが悪化すると透析が必要になることもあります。

さらに、高尿酸血症は血管の内皮細胞に炎症を引き起こし、血管障害を進行させます。全身の血管に炎症が広がり、動脈硬化が進むリスクが高まります。特にメタボリックシンドローム(メタボ)は高尿酸血症の最も重要な危険因子です。内臓脂肪が蓄積すると尿酸の産生が活発になり、排泄が減少してしまうため、高尿酸血症になりやすくなります。

生活習慣が尿酸値に与える影響

尿酸は、細胞の核に含まれる核酸の主成分であるプリン体が分解されてできる老廃物です。プリン体は食品にも含まれており、食事から摂取することでも尿酸がつくられます。プリン体を多く含む食品はレバーなどの内臓類や干物などです。高尿酸血症の人は、プリン体の1日の摂取量を400㎎程度に抑えることが推奨されています。

激しい筋トレも尿酸値を上げる要因となります。筋肉が壊れることで老廃物である尿酸が増えます。アルコールも尿酸の排泄を減少させるため、尿酸値を上げる要因となります。特にサウナで大量の汗をかいた後にビールを飲むことは、尿酸値を急激に上げてしまう最悪の組み合わせです。

まとめ

高尿酸血症は痛風発作だけでなく、血管障害や腎障害など多くのリスクを伴います。尿酸値を6.0㎎/dL以下に維持することが予防のために重要です。生活習慣の見直しや適切な治療を行い、健康な体を保ちましょう。

2024/04/26

健康講座825 "日々の活力への投資 - 糖尿病管理における運動の急性効果と慢性効果"

 

皆さん、こんにちは。小川糖尿病内科クリニックより、運動が私たちの体にもたらす、素晴らしい「急性の効果」と「慢性の効果」についてお話しします。

まず、「急性の効果」からご紹介しましょう。運動をすると、筋肉が活動のエネルギーとして血液中の糖を使用します。特に食後に運動をすることで、食事による血糖値の上昇を穏やかにし、さらにはその後の血糖値を速やかに下げることができるのです。この効果は、運動直後から数時間続きます。この時間を利用して、血糖の急激な上昇を抑えることは、2型糖尿病の管理にとって非常に重要です。

次に、「慢性の効果」です。定期的に筋力トレーニングを行うことで、筋力が増し、基礎代謝率が高まります。これにより、休息時にもエネルギー消費が増え、体重の管理がしやすくなると共に、肥満を予防する効果が期待できます。長期にわたる運動の継続は、インスリンの効きを良くし、血糖が上がりにくい体へと変わっていきます。これらの効果は、糖尿病の優れた血糖コントロールに不可欠です。

運動を習慣化することで、日常生活の活動が楽になり、体力がつくだけでなく、生活の質(QOL)も向上します。始めは少し大変かもしれませんが、継続することで、以前は苦労した坂道や階段も、楽に登れるようになります。そして、体力の向上は、より積極的にスポーツを楽しむことへと繋がり、日々の生活に張りと喜びをもたらします。

このように、運動はただちに体に良い影響を与えるだけでなく、続けることで得られる長期的な健康効果も非常に大きいのです。私たちのクリニックでは、皆様が安全に、そして楽しく運動を続けられるようにサポートしています。一緒に健康な生活を目指しましょう。

ロゴ決定

ロゴ決定 小川糖尿病内科クリニック

皆さま、こんにちは。 当院のロゴが決定いたしました。 可愛らしいうさぎをモチーフとして、小さなお花をあしらいました。 また、周りは院長の名字である「小川」の「O(オー)」で囲っております。 同時に、世界糖尿病デーのシンボルであるブルーサークルを 意識したロゴとなって...