お久しぶりです。
小川糖尿病内科クリニックです。
ウエストを絞り、さらに健康になれれば嬉しいですよね。
アメリカで1948年から続けられている数々の研究で、ウエストの周囲の長さや、ウエストの周囲の長さ、血圧、血糖の上昇は、全て心臓病の発症に寄与するリスク因子とされています。
食事調査から、全粒穀物の大半は、全粒小麦パンと、手軽に食べられるように加工されたシリアル食品で占められていました。一方、精製穀物は主としてパスタと白パンとして摂取されていました。
今回発表された論文内では、全粒穀物の摂取により、ウエスト周囲が増えにくくなり、血圧や血糖の上昇も抑制されると述べられています。
全粒穀物には食物繊維、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などの健康に良い成分が大量に含まれています。それにより、さまざまな効果が得られるとされています。
◆全粒穀物の効果
・体脂肪が増えるのを抑制
・食後の血糖値の急上昇の防止
・少量の食事で満腹感
・腸内細菌叢を健康的に保持
・体重増加や炎症抑制
・血糖値の上昇を抑制
・消化管の機能を助ける
・一部のがんのリスクを低下
現在では、オートミールや全粒粉クラッカーなどが手軽に入手可能になっています。成分表示ラベルを見て、全粒穀物の含有量を確認するのも良い方法ですね。
原著論文
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