2022/09/02

健康講座539 オミクロンとデルタの致死率

みなさんどうもこんにちは。


小川糖尿病内科クリニックでございます。


 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡のリスクは、オミクロン変異株(BA.1)のほうがデルタ変異株(B.1.617.2)より低いようです。英国・Office for National Statisticsの後ろ向きコホート研究結果報告です。これまでに、オミクロン株のすべての系統(BA.1、BA.2、BA.3、BA.4、BA.5)はデルタ株より感染しやすいが、SARS-CoV-2検査陽性後28日以内の入院および死亡リスクは、オミクロン株のほうがデルタ株より低いことが示唆されていました。


 PCR検査が陽性で、分析にてオミクロンBA.1またはデルタ株の感染が確定し、国家統計局公衆衛生データの18~100歳の103万5,149例を解析対象とした。

 主要評価項目は、死亡診断書で特定されたCOVID-19関連死で解析した。

オミクロンBA.1によるCOVID-19関連死のリスクは、デルタ株より66%低下でした



 デルタ株と比較してオミクロンBA.1では、入院に関して重症化リスクが低いことを示唆するものです。
原著

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