こんにちは、みなさん。お元気ですか?小川糖尿病内科クリニックから、あたたかい気持ちを込めてお届けします。
ご存知の通り、糖尿病という疾患は、ただ血糖値が高いという問題に留まらず、心臓や脳血管にも大きな影響を及ぼす可能性があります。ですが、ご安心ください。適切なケアによって、心筋梗塞や脳卒中のリスクを大きく減らすことが可能です。これは決して小さな希望の光ではありません。
米国心臓学会の専門家たちは、血圧やコレステロールの管理と同じく、血糖値の適正なコントロールが心血管疾患予防には不可欠であると述べております。インスリンの作用が低下したり、インスリンを生産する膵臓の機能が弱まると、血糖値が上昇し、結果として心血管疾患のリスクが増大します。
放置された高血糖は、糖尿病を持つ成人が心臓病や脳血管疾患でお亡くなりになるリスクを2倍にも増加させると言われています。しかし、適切な食事、運動、そして医薬品の管理を通じて、糖尿病を持つ方々はそのリスクを最大90%まで減少させることができるという希望のメッセージもいただいております。
オハイオ州立大学内分泌・糖尿病・代謝学部のジョシュア ジョセフ教授は、生活習慣の改善と社会経済的なサポートを含めた総合的なアプローチにより、糖尿病の方々が心血管疾患のリスクを大きく抑えることが可能であるとご指摘です。
さらに、医学の進歩により新たな治療薬が登場し、糖尿病の管理は以前にも増して行いやすくなりました。例えば、食欲を抑え、満腹感をもたらすGLP-1受容体作動薬や、血糖値を下げるSGLT-2阻害薬などがあります。これらは、心不全や腎機能の低下リスクを減らす効果も期待されており、糖尿病にともなう合併症の予防に役立てることができます。
私たち医療従事者は、一人ひとりに合った治療を実現するため、患者様と手を取り合って前進しております。あなたの健康を守り、心豊かな毎日を送るお手伝いをさせていただければと思います。
いつも心に留めておいていただきたいのは、私たちはいつでもあなたのためにここにいるということです。ご不安なことやお困りのことがあれば、いつでもお話しいただければと思います。あなたとあなたの大切な健康のために、今日も一日、誠心誠意サポートさせていただきます。
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