2023/12/26

健康講座808 「小川糖尿病内科クリニックの健康講座:足の動脈硬化(LEAD)への理解と予防」


小川糖尿病内科クリニックでは、糖尿病患者の足の健康を守るために、重要な健康講座「足の動脈硬化(LEAD)への理解と予防」を開催しています。この講座は、糖尿病に伴う足の合併症に焦点を当て、患者さん自身が自分の足を守るための知識とスキルを習得することを目的としています。

LEADは「Lower Extremity Arterial Disease」の略称で、日本語で「下肢動脈疾患」と訳されます。これは、下肢(足)の動脈に起きる血流障害を指し、動脈硬化によって血管が狭くなるか、完全に閉塞することにより血流が制限される状態を表します。LEADは糖尿病患者において特に一般的な合併症であり、未処置の場合、足の壊死や切断につながるリスクが高まります。

糖尿病と足の健康

糖尿病患者にとって、足の健康は非常に重要です。血糖値のコントロールが不十分だと、足にさまざまな合併症が起きやすくなります。これらの合併症には、感覚の喪失、感染、最悪の場合は壊死や切断に至るリスクも含まれます。小川クリニックでは、これらのリスクを最小限に抑えるために、患者さん自身が足の健康を管理する方法を教えています。

講座の内容

講座では、まず足の動脈硬化(LEAD)の基本的な知識からスタートします。LEADは、足の血流を悪化させる病状で、しびれや痛みといった初期症状を引き起こします。これらの症状は、しばしば歩いているときに強くなり、休むと和らぐ特徴があります。しかし、無症状で進行することも多く、患者さんが気付かないうちに重症化することがあります。

次に、足の動脈硬化の予防策について詳しく解説します。定期的な血流チェック、適切なフットケア、そして足にトラブルがあった場合の対処法など、日常生活でできる予防策が紹介されます。

糖尿病患者やその家族が、足の健康について正しく理解し、日々の生活でのケア方法を学ぶことができたと感謝の声を寄せています。また、足の健康管理の重要性を知ることで、自分自身の健康に対する意識が高まったという意見もあります。

小川糖尿病内科クリニックのこの健康講座は、患者さんが自分自身の足を守るための重要な一歩となっています。足の動脈硬化を未然に防ぎ、糖尿病による足の合併症から自分自身を守るための知識とスキルを身につけることで、患者さんはより良い生活を送ることができます。小川クリニックは、このような取り組みを通じて、糖尿病患者の生活の質の向上に貢献していくことを目指しています。

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ロゴ決定 小川糖尿病内科クリニック

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