2023/05/29

健康講座670 "ワクチン接種が長期COVIDを防ぐ?最新研究からの重要なメッセージ"

 こんにちは、皆さん!小川糖尿病内科クリニックから最新の医療情報をお届けします。

COVID-19については、感染後数週間で生じる「longCOVID」が大きな問題となっています。これは、感染が治まった後も症状が続く状態を指します。この問題を解明するため、アメリカ国立衛生研究所はRECOVERイニシアチブを立ち上げました。

このイニシアチブの一環として、我々は電子健康記録を分析し、COVID-19ワクチン接種が長期COVIDの発症にどのように影響するかを調査しました。具体的には、2021年8月1日から2022年1月31日までにCOVID-19に感染した患者を対象に、長期COVIDの2つの定義に基づいて調査を行いました。

その結果、ワクチン接種を受けた人々は、未接種の人々と比べて、長期COVIDの発症率が明らかに低いことがわかりました。これは、性別、人種、医療歴を考慮に入れても変わりませんでした。

つまり、ワクチン接種はlongCOVIDのリスクを減らす可能性があるということです。これは、ワクチン接種の重要性を改めて示す結果と言えるでしょう。

皆さん、ワクチン接種の大切さを忘れずに、自身と周囲の健康を守るためにも、ワクチン接種をお願いします。それでは、また次回の情報更新でお会いしましょう。健康にお過ごしください!

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