2024/03/01

健康講座820 運動以外で体重停滞期を打破する3つの戦略

 

体重管理に取り組む中で、多くの方々が食事量を減らしても体重が減らなくなる「停滞期」に直面します。この期間は多くの方にとって挑戦となりますが、科学的に裏付けられた戦略を用いることで、この難局を乗り越えることが可能です。小川糖尿病内科クリニックでは、糖尿病を抱える方やそのリスクがある方を対象に、体重管理における包括的なアプローチを推奨しています。以下に、効果的な3つの戦略を紹介します。

  1. タンパク質量を増やす:

    • 科学的根拠: タンパク質は満腹感を引き起こすことで知られています。タンパク質を多く摂取することで、無意識の間食が減少し、体重管理に役立ちます。タンパク質豊富な食事は、食欲を抑制し、体重管理に有効であるという研究結果が一貫して報告されています。
    • 実践的なヒント: 鶏肉、魚、豆腐、豆類などの低脂肪タンパク質源を食事に取り入れましょう。量だけでなく質にも注意しましょう。
  2. 起床時刻を早める:

    • 科学的根拠: 早起きは体重に驚くべき影響を与えることができます。これにより、日々の総活動量が増加します。早起きして日光にさらされる人はBMIが低い傾向にあるという研究もあり、これは食欲をコントロールするホルモンの調節がより良くなるためかもしれません。
    • 実践的なヒント: 徐々に目覚まし時計を早め、軽い朝の活動に取り組みましょう。これには軽い散歩、ストレッチ、その他の軽い身体活動が含まれます。
  3. 夕食を早めにとる:

    • 科学的根拠: 食事のタイミングは体重管理において重要な役割を果たします。夕方早い時間に食事をすることで、夜間の脂肪蓄積を減らすことができます。私たちの代謝は睡眠中に遅くなるため、これが重要です。
    • 忙しいスケジュールの場合の対応策: 仕事が忙しくて早い夕食が難しい場合は、夕方におにぎり1個とサラダチキンを摂り、帰宅後に野菜スープを食べることを検討しましょう。これにより、夜遅くに過食することを防ぎます。

運動は体重管理に不可欠な要素ですが、これらの食事および生活習慣の変更により、体重減少の停滞期を打破することが大いに助けとなります。小川糖尿病内科クリニックでは、食事、運動、生活習慣の変更を組み合わせた健康へのバランスの取れたアプローチを強調しています。


こちらの内容は一般的なガイドラインであり、特に糖尿病などの医療状態を持つ方は、個別のアドバイスを得るために医療提供者に相談することをお勧めします。健康講座に関するさらなる情報や参加を希望される方は、直接小川糖尿病内科クリニックにお問い合わせください。

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