2024/09/27

医師(非常勤)募集中!



小川糖尿病内科クリニック 非常勤医師募集

私たち小川糖尿病内科クリニックでは、現在非常勤医師を募集しています。クリニックの理念に共感し、患者さん一人一人に寄り添った診療を行いたい方をお待ちしております。



応募は以下のフォームからお願いいたします。



募集の診療科:一般内科、糖尿病内科

仕事内容:

  • 糖尿病・甲状腺疾患・脂質異常症・高血圧患者さんへの外来診療
  • 一般内科の患者さんへの外来診療
  • 発熱患者さんへの外来診療
  • 担当件数: 20~50名程度/コマ(予約制、ワクチン除く)平均30人

勤務内容の補足:

  • 糖尿病・生活習慣病患者様の診療が8割程度、一般内科診療が2割程度
  • 診療体制:1診制
  • 糖尿病患者さんの対応(インスリン、GLP1調整、薬の処方や血圧のコントロールなど)
  • 画像・生理検査診断(胸部X線、心電図、ABI)
  • レントゲン撮影のボタンは医師に押して頂きます

募集対象:

  • 医師免許をお持ちの方
  • 糖尿病に関する臨床経験5年以上
  • 糖尿病専門医・内分泌専門医資格のある方が望ましい

勤務曜日・時間:

【勤務時間】 8:30 ~ 19:15
       月・火・水・金  午前 8:30~12:45  午後 15:30~19:15
       木・土      午前 8:30~12:30
       残業はほぼなし

【休日休暇】 木曜日・土曜日午後
       祝日・日曜日
       夏季休暇・年末年始   

現在募集している枠 2024年9月現在

月・火・・金・土  午前  
月・水・金      午後 
             

勤務形態:

  • 午前のみの勤務可
  • 午後のみの勤務可
  • 終日勤務可
  • 週1勤務可
  • 週1コマから応募可能

給与

  • 時給:応相談
  • 時給決定の基準

    時給の決定に際しては、以下の要素を総合的に評価し決定いたします。

    • 診療の平均患者数: 一日あたりの診療患者数を考慮します。
    • エコー(超音波検査)の実施: 甲状腺エコーや頸動脈エコーなど、超音波検査の実施状況を評価します。
    • 患者様やスタッフからの評判: 患者様やスタッフからのフィードバックを基に、診療や業務に対する評価を考慮します。

提出書類

  • 履歴書
  • 医師免許証
  • 保険医登録票
  • 臨床研修修了登録証

選考方法

  • 面接あり

当院の強み:

柔軟な勤務形態: 子育て中の方や特定の時間帯で働きたい方も歓迎します。午前中のみ、午後のみ、週1回など、ご希望に合わせた勤務が可能です。

専門性の発揮: 糖尿病専門医としての経験や技術を存分に発揮し、患者さんの健康をサポートできます。

開業支援: 将来的に開業を考えている方も歓迎します。近隣以外での開業であれば、ノウハウを学ぶ機会としても活用していただけます。

女性医師歓迎: お子さんがいてフルタイムで働けない方も歓迎します。非常勤医師として柔軟な勤務が可能です。

シュライバー制度とAIシステム: 当院ではシュライバー制度やAIシステムを導入しており、診療に集中できる環境を整えています。


当院の特徴

最新のシステム: 電子カルテ(シュライバー付き)を使用し、診療に集中できる環境を提供しています。ローカルルールに不安がある方でも、安心して働くことができます。

柔軟な勤務形態: スポットでの勤務も可能ですので、まずは試してみることもできます。


最後に・・・

当院では患者さん一人一人に最適な医療の提供とスタッフ同士の協力を大切にしています。最新のシステムを導入し、診療に集中できる環境を整えています。皆様のご応募を心よりお待ちしております。



健康講座831 あなたの健康を守る一歩—新型コロナワクチンの大切さ

皆さん、こんにちは。小川糖尿病内科クリニックです。本日は、新型コロナウイルスワクチンの重要性について詳しくお伝えします。ワクチン接種は、COVID-19の感染予防や重症化を防ぐための最も効果的な手段であり、その効果は科学的に裏付けられています。例えば、ワクチンを3回以上接種した場合、COVID-19後遺症の発症リスクが73%低下することが報告されています(Lundberg-Morris, 2023)。また、追加接種は死亡リスクを大幅に低減し、特に高齢者においてその効果が顕著であることが確認されています(宮坂, 2022)。



当クリニックでは、10月中旬から新型コロナウイルスワクチンの接種を開始いたします。特に基礎疾患をお持ちの方や高齢者の方々には、この時期に接種を受けていただくことを強くお勧めしています。私たちは、皆さまの健康と安全を守るため、科学的根拠に基づいた最善のケアを提供いたします。

1. 新型コロナワクチンの重要性と効果

新型コロナウイルス(COVID-19)は、全世界で多数の感染者と犠牲者を生んだ未曾有のパンデミックを引き起こしました。ワクチン接種は、この危機的状況を終息に導くための最も有効な手段の一つとされています。ワクチン接種によって、個々の感染リスクを低減し、重症化を防ぐだけでなく、社会全体としての集団免疫の形成に寄与することが可能です。特に糖尿病などの基礎疾患を持つ患者さんにとって、ワクチン接種は自己防衛の重要な手段となります。

糖尿病患者や他の基礎疾患を抱える方々は、新型コロナウイルスに感染した際に重症化するリスクが高いことが多くの研究で確認されています。こうしたリスクを軽減するため、当クリニックでは糖尿病患者をはじめとする基礎疾患を持つ方々に対し、積極的にワクチン接種を推奨しています。科学的根拠に基づいた予防策を講じることが、命を守る鍵となるのです。

2. ワクチンの安全性と副反応

ワクチン接種に対する懸念の一つとして、安全性に関する疑問が挙げられます。しかし、現時点での科学的データに基づけば、新型コロナワクチンの副反応はほとんどが軽度であり、一時的なものであることが確認されています。接種部位の痛みや腫れ、軽い発熱、疲労感などが代表的な副反応ですが、これらの症状は通常数日以内に自然に治まります。

稀に、アナフィラキシーと呼ばれる重篤なアレルギー反応や、その他の重大な副反応が発生する可能性がありますが、これは極めて稀なケースです。日本国内においても、ワクチン接種の際に発生する副反応に対する監視体制が確立されており、必要に応じて迅速な医療対応が行われます。当クリニックでは、ワクチン接種を希望される患者さんに対して、十分な説明を行った上で同意を得ることを重視し、安全な環境で接種を進めております。

3. 高齢者や基礎疾患を持つ方への接種の重要性

高齢者や基礎疾患を持つ方々は、新型コロナウイルスに感染した際、重症化するリスクが特に高いことが知られています。ワクチン接種は、こうしたリスクを効果的に軽減し、命を守るための非常に重要な手段です。実際のデータによると、ワクチン接種を受けた高齢者や基礎疾患を持つ方々の中で、感染後の重症化リスクが大幅に低下することが確認されています。さらに、複数回のワクチン接種により、長期にわたる免疫効果を維持し、感染リスクをより一層低減することが期待されています。

特に、糖尿病、慢性心疾患、呼吸器疾患(COPD、喘息など)、腎疾患、免疫不全などの疾患を持つ患者さんは、新型コロナウイルス感染により重症化するリスクが高く、そのため、積極的にワクチン接種を行うことが推奨されます。

4. Long COVID(持続感染)の問題

COVID-19の感染後に、数か月にわたって続く様々な症状を呈する「Long COVID」(持続感染)は、現在も多くの人々に影響を与え続けています。Long COVIDは、倦怠感、呼吸困難、認知機能の低下、精神的な問題(記憶障害、集中力の低下、不眠、頭痛、抑うつ状態など)、さらに味覚・嗅覚障害、動悸、腹痛、下痢など、非常に多岐にわたる症状を引き起こすことが報告されています。これらの症状は、生活の質を著しく損なうだけでなく、社会復帰を困難にする要因となるため、早期の対応が求められます。

研究によれば、ワクチン接種を受けた人々は、Long COVIDの発症リスクが低下することが示されています。具体的には、ワクチンを3回以上接種した場合、後遺症の発症リスクが73%低下することが報告されています(Lundberg-Morris, 2023)。これは、ワクチンが感染後の免疫応答を調整し、長期間にわたる持続感染を防ぐ効果を持つことを示唆しています。

5. ワクチン接種が死亡率低下に与える影響

ワクチン接種は、COVID-19による死亡リスクを大幅に低減することが、数多くの研究で明らかにされています。特に高齢者においては、追加接種(ブースター接種)の効果が顕著であり、死亡リスクが大幅に低減することが示されています。例えば、追加接種後のデータでは、ワクチンを接種した人々における死亡率が、未接種者に比べて著しく低いことが確認されています(宮坂, 2022)。

また、ワクチン接種により、重症化や死亡だけでなく、入院リスクも低減されることが報告されています。これにより、医療機関の負担を軽減し、医療資源の有効活用にも寄与しています。

6. 新型コロナワクチンの今後の展望と推奨事項

今後も、新型コロナウイルスの感染状況やウイルスの変異に応じて、ワクチン接種の推奨が続けられることが予想されます。特に、流行中のウイルス株に対応するワクチンの開発が進んでおり、これにより感染予防効果がさらに向上することが期待されています。

当クリニックでは、インフルエンザの流行時期に合わせて、新型コロナワクチンの接種を強化していく方針です。特に10月から12月にかけての接種が推奨されており、基礎疾患を持つ方や高齢者には、積極的な接種をお勧めしています。また、同時にインフルエンザワクチンの接種も行うことで、冬季の感染症リスクを総合的に軽減することが可能です。

ワクチン接種に関して不安や疑問を抱いている方は、どうぞお気軽に当クリニックにご相談ください。私たちは、皆さまが安心して接種を受けられるよう、最新の情報をもとに最善のケアを提供いたします。

7. まとめ

新型コロナウイルスワクチンは、感染予防や重症化防止において非常に重要な役割を果たしています。特に、糖尿病をはじめとする基礎疾患を持つ方々にとって、ワクチン接種は命を守るための重要な手段であり、その効果は科学的に裏付けられています。当クリニックでは、患者さんが安心してワクチンを接種できるよう、十分な説明とサポートを提供しています。

これまでのデータから、ワクチン接種はCOVID-19の感染予防に加え、重症化や死亡リスクの低減、そしてLong COVIDの発症リスクの低減にも寄与することが示されています。私たちは、皆さまの健康と安全を守るため、科学的根拠に基づいた最善のケアを提供し続けます。

接種の概要 2024年9月19日現在 東海市

  • 接種の分類・目的: 個人の重症化予防により重症者を減らすことを目的として、予防接種法に基づく定期接種として実施されます。

  • 定期接種の対象者: 65歳以上の高齢者、60~64歳で心臓、じん臓、呼吸器の機能障害、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害がある方(身体障害者手帳1級相当)が対象となります。

  • 接種期間・回数: 年に1回(秋冬の期間)が基本であり、2回以上の接種は任意予防接種となり、全額自己負担となります。

  • 接種場所: 原則として住所地内の医療機関で行われ、県内の広域予防接種参加医療機関でも接種可能です。

  • 使用するワクチン: 1価のJN.1系統ワクチン(予定)を使用する予定です。当院はファイザーのものを使用します。

  • 接種間隔: 他のワクチンとの接種間隔に制限はなく、必要に応じて同時接種も可能です。

  •  自己負担額: 1回あたり1,100円(税込)

  •  接種の流れ: 接種期間前に対象者へ予診票を送付。 市内実施医療機関で専用予診票を使い、接種を実施。 

  •  接種期間: 令和6年10月15日から令和7年3月31日まで


引用文献:

  • Lisa Lundberg-Morris, BMJ 2023; 383.
  • 宮坂昌之, 大阪大学, 2022.

このブログを通じて、皆さまが安心してワクチン接種を受けていただけるよう、引き続き正確な情報を提供してまいります。今後とも、小川糖尿病内科クリニックをよろしくお願いいたします。

2024/09/19

健康講座833 「体も心もスッキリ!楽しく続ける運動で脂肪を健康に変える方法」

 皆さんどうもこんにちは!小川糖尿病内科クリニックです。今回は「肥満と新型コロナウイルス」、「肥満と糖尿病の関係」、「運動の重要性」についてお話ししたいと思います。最近の研究では、肥満が新型コロナの感染リスクや重症化リスクを高めることが明らかになっていますし、また糖尿病の発症リスクにも大きく関わってくることが分かっています。この記事では、運動を通じてこれらのリスクを軽減し、より健康的な生活を送るためのヒントをお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください!



肥満が新型コロナウイルスの感染リスクを高める理由

新型コロナウイルスの感染リスクや重症化リスクについては、すでに多くの情報が出回っていますが、実は肥満がこれらのリスクをさらに高める要因として注目されています。米国のマサチューセッツ総合病院の研究によると、肥満のある人は、肥満でない人に比べて新型コロナに感染するリスクが34%も高いことが明らかになりました。肥満は免疫システムに影響を与えるため、ウイルスに感染しやすくなるのです。

さらに、肥満のある人は感染した際に重症化するリスクも高まります。肥満によって体内に慢性的な炎症が発生し、これが免疫反応を過剰に引き起こしてしまうことが原因です。特に内臓脂肪型の肥満の人は、心臓や肝臓などの臓器に脂肪が蓄積されるため、重篤な合併症を引き起こすリスクが高まると考えられています。

肥満と糖尿病のリスクは切り離せない関係

肥満と糖尿病も密接に関わっています。特に2型糖尿病は、内臓脂肪型の肥満によって発症リスクが大幅に増加します。内臓脂肪はインスリン抵抗性を引き起こし、血糖値のコントロールが難しくなるため、糖尿病の発症につながります。

一方で、皮下脂肪型の肥満の人は、2型糖尿病や高血圧のリスクが比較的低いとされています。これは、皮下脂肪が体内の代謝に与える影響が少ないためです。しかし、肥満全般が健康に悪影響を与えることには変わりありません。

運動が肥満と糖尿病リスクを軽減するカギ

ここで、皆さんにとって朗報があります。どんなに肥満があったとしても、定期的な運動をすることで、脂肪組織の質が改善し、健康的な体を保つことができるということです。

米国ミシガン大学の研究では、週に4回以上、長期間にわたって運動を続けている人の脂肪組織が、より健康的に変化することが分かりました。具体的には、運動をしている人の脂肪はエネルギーを作り出すミトコンドリアや、有益なタンパク質が多く含まれており、代謝を妨げるコラーゲンや炎症を引き起こす細胞が少ないことが確認されています。

ウォーキングや筋トレで脂肪を健康に!

運動が効果的であることは多くの人が知っていますが、特にウォーキングや筋トレなどの軽い運動を続けることが重要です。大切なのは「続ける」ことです。研究では、2年以上にわたって定期的に運動を続けている人の脂肪組織が、より健康的な状態に変わることが確認されており、その結果、肥満がもたらすリスクを大幅に軽減できる可能性があります。

もちろん、運動だけでなく食生活も重要です。バランスの取れた食事を摂りながら、定期的な運動を組み合わせることで、内臓脂肪型肥満による2型糖尿病や高血圧などのリスクを抑えることが期待できます。

肥満と非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)

肥満の影響は糖尿病や心臓病だけではありません。最近注目されているのが、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)です。この疾患は、アルコールを過剰に摂取していないにもかかわらず、肝臓に脂肪が蓄積される病気です。NAFLDは肝硬変や肝がんなどの深刻な疾患に進行するリスクがあり、肥満のある人に多く見られます。

運動をすることで、脂肪の量自体は変わらないかもしれませんが、脂肪の「質」が改善されることが分かっています。つまり、運動を習慣化することで、脂肪が蓄積されても、その脂肪が健康的なものになる可能性があるのです。これが、NAFLDなどのリスクを軽減する要因となります。

まとめ:健康的な体を保つためにできること

新型コロナの感染リスクを高めるだけでなく、肥満は2型糖尿病や非アルコール性脂肪性肝疾患などのリスクも高めます。しかし、ここで諦める必要はありません。ウォーキングや筋トレなどの運動を習慣化し、バランスの取れた食事を心がけることで、これらのリスクを大幅に軽減することができます。

小川糖尿病内科クリニックでは、皆さんの健康を第一に考え、肥満や糖尿病の予防・治療に取り組んでいます。健康的な体重を維持するためのアドバイスや、運動習慣を続けるためのサポートも行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に健康的な生活を目指しましょう!

2024/09/17

2024年 インフルエンザ予防接種について

   ◆予防接種開始日

接種は10月1日(火)より開始致します。(予約は9月17日(火)より開始いたします)
※フルミストは入荷次第の予約開始っとなります



◆予防接種料金(予防注射)

年齢

金額

0歳~2歳

3000

3歳以上の小児、大人

4000

2回目以降の予防接種

接種時の年齢に応じた金額

【注意事項】

・東海市在住の満65歳以上の方は、1回目のみ1,100円で接種することができます。また、予診票につきましてはご自宅に届きますので、記入とご持参をお願いいたします。

・1回目と2回目の予防接種の間に3歳になった場合は、予防接種時の年齢の金額となります。

・ 接種費用は、ご予約時の年齢ではなく、接種時の年齢を適用いたします。


◆予防接種料金(フルミスト)
両鼻に噴射するタイプのワクチンで痛みがありません。
フルミストについての詳しい内容についてはこちら




【注意事項】
市やその他補助の対象外となります
・上記年齢以外の方は接種できません。
・接種は1回のみで、両鼻へ噴射するタイプのワクチンです
・本製剤は生ワクチンのため、妊娠中・授乳中の方への接種はできません
・明らかな熱(37.5度以上)がある方や鼻汁、鼻閉のひどい方は接種できません。また、泣いてしまって鼻汁でワクチンが流れ出てしまう可能性のあるお子様は接種できないことがあります。
・入荷制限があるため、1週間後までの予約が可能となっております。
副鼻腔炎の方、5歳未満で繰り返す喘鳴の既往のある方、1年以内に喘息発作のあった方は症状を悪化させる可能性があるため、当院では接種の対象外とさせていただきます。


◆予約方法
原則WEB予約、LINE予約:9月17日(火)~(24時間受付)
※予防接種者ご本人さまの名前でご予約ください



ご自身でのネット予約が難しい方は、電話、もしくは受付でのご予約も承っております。

※予約は原則LINE予約、WEB予約としております。電話予約につきましては、発熱外来等で大変つながりにくくなっておりますので、24時間受付可能なネット予約が大変おすすめとなっております✨
※申し訳ありませんが、WEB予約で必要接種回数を上回る仮押さえ行為はお控えください。


◆接種年齢、接種量(予防注射)
・6カ月以上3歳未満:1回 0.25mL 2回接種
・3歳以上13歳未満:1回 0.5mL 2回接種
・13歳以上:1回 0.5mL 1回接種
・慢性疾患、免疫抑制状態、高齢者、医療従事者など:1回 0.5mL 2回接種

1回目接種後、2~4週間あけてから2回目の接種を行います。
 (効果向上のため、4週間以上間をあけるのが望ましいです。)


◆接種年齢、接種量(フルミスト)
2~18歳:両鼻に0.1mLずつ噴射する 1回接種


◆接種当日の持ち物
1)健康保険証
2)母子手帳(小学校6年生までは、必ずご持参ください)
3)予診票をご記入の上ご持参いただけますと、スムーズに予防接種を進められます。
4)(必要な方のみ)接種補助券など
※フルミストは市やその他補助の対象外となります


◆特記事項
1)外来患者様と同時進行で予防接種を行いますので、ご予約時間はあくまで目安時間となります。ご了承ください。

3)東海市在住の満65歳以上の方は、市の助成を利用し、1回目(予防接種を受ける日に65歳になっていることが条件)を1,100円で接種することができます。詳細は「東海市ホームページ:高齢者インフルエンザ予防接種」をご覧ください。
※但し、満60歳以上満64歳未満で心臓、腎臓、呼吸器の機能障害で日常生活が極度に制限される方も含まれます。
※2回以降は全額自己負担(4000円)となりますのでご注意ください。

4)今年度に関しましては、東海市応援商品券をご利用いただけませんのでご理解の程お願いいたします。

皆さまのご予約をお待ちしております。


2024/09/06

健康講座 「ノンアルコールで始める健康生活:減酒への第一歩」

 こんにちは!今回は、糖尿病予防や健康的なライフスタイルの維持に役立つ「お酒を減らす3つの方法」についてお話しします。アルコールの飲みすぎが、糖尿病や肥満、さらには仕事のストレスにどのような影響を与えるかを解説しながら、無理なくアルコールを減らす方法をご紹介します。ぜひ最後までお読みくださいね。



アルコールの飲みすぎは糖尿病リスクを高める

まず、アルコールを飲みすぎるとどのような健康リスクがあるかをご存じでしょうか?
アルコールの過剰摂取は、肝障害、2型糖尿病、高血圧、心疾患、胃腸障害、がん、メンタルヘルスの不調など、さまざまなリスクを高めることが報告されています。特に、糖尿病と肥満を抱える方々にとって、アルコールの摂取量を管理することは非常に重要です。

米国ペンシルバニア大学の研究によると、糖尿病治療を受けている肥満の人がアルコール摂取を減らすと、体重が減り、さらに血糖値の改善やHbA1cの低下につながる可能性があるそうです。

また、日本では厚生労働省が「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を策定しており、飲酒量の目安が定められています。男性の場合、1日の純アルコール摂取量が40g以上、女性は20g以上が生活習慣病リスクを高めるとされています。例えば、ビール500mLや日本酒1合(180mL)などがこの基準に相当します。これを踏まえつつ、以下の3つの方法を試してみましょう。

1. ノンアルコール飲料を活用する

アルコールを減らしたいとき、ノンアルコール飲料を利用するのはとても効果的です。筑波大学が行った研究では、12週間にわたりノンアルコール飲料を提供したグループの飲酒量が平均で1日11.5g減少したという結果が出ました。しかも、この減少は提供が終了してからも8週間持続したそうです。
ノンアルコール飲料は、アルコール飲料の代替品として取り入れやすく、体や心への負担も少ないため、気軽に始められる方法です。これを機に、まずは週に1~2回ノンアルコール飲料に置き換えてみるのはいかがでしょうか?

2. アルコール飲料のカロリー表示をチェックする

次に、アルコール飲料のカロリーを確認することも効果的です。英国のユニバーシティ カレッジ ロンドンによるアンケート調査では、飲酒量の多い人の54%が、アルコール飲料のカロリー表示を見たことで飲酒習慣を変えたいと感じたことが示されています。また、カロリー表示を確認したことで、低カロリーの飲み物を選んだり、飲酒量や頻度を減らしたりする人も増えました。
体重管理や健康改善のためにも、カロリー表示を意識して、飲酒の際に選ぶアルコール飲料を見直してみましょう。

3. 1杯の量を少なくする

最後に、アルコール飲料の1杯の量を減らす方法があります。英国のケンブリッジ大学の研究では、大容量のワインをメニューから外し、小容量のワインを提供した結果、全体的なワインの販売量が7.6%減少したことが確認されました。
1回の飲酒量を少し減らすだけでも、アルコール摂取量を効果的に減らすことができるのです。飲む量を一度に減らすのが難しい場合、最初は少量ずつ、たとえばビール1杯を半分の量にするなど、無理なく取り組んでみましょう。

まとめ

アルコールの飲みすぎは、糖尿病や肥満のリスクを高める要因の一つです。特に仕事のストレスが飲酒のきっかけになってしまうことも多いので、ストレス対策と合わせて、今回ご紹介した3つの方法を試してみてください。ノンアルコール飲料の利用、カロリー表示のチェック、そしてポーションサイズを減らす工夫を取り入れることで、無理なく健康的な飲酒習慣を手に入れましょう。

お酒を楽しむときも、健康を大切にしながらバランスの取れた生活を心がけてくださいね!

ロゴ決定

ロゴ決定 小川糖尿病内科クリニック

皆さま、こんにちは。 当院のロゴが決定いたしました。 可愛らしいうさぎをモチーフとして、小さなお花をあしらいました。 また、周りは院長の名字である「小川」の「O(オー)」で囲っております。 同時に、世界糖尿病デーのシンボルであるブルーサークルを 意識したロゴとなって...