みなさんこんにちは。
今日は「SGLT2阻害薬が糖尿病の方の貧血にどんな良い影響を与えるか?」という、ちょっと専門的な話を、やさしく噛み砕いてお伝えしますね。
この研究は、イスラエルの大手医療機関「Clalit Health Services」のデータを使って、SGLT2阻害薬というお薬が、糖尿病の人の**貧血をどれくらい減らせるか?**を調べたものです。比較対象としては、DPP4阻害薬という、これまたよく使われる糖尿病のお薬が使われました。
調査の対象になったのは、2016年から2021年までに糖尿病で治療を受けていた約2万3千人。そのうち半分はSGLT2阻害薬を、もう半分はDPP4阻害薬を使っていました。
そして結果はというと――
- SGLT2阻害薬を使っている人の方が、貧血になるリスクが約40%低かったんです(ハザード比 0.6)。
- さらに、貧血が原因で入院するリスクも約33%低かった(ハザード比 0.67)。
- 貧血の治療が必要になる可能性も少なかった(ハザード比 0.84)。
つまり、SGLT2阻害薬は血糖を下げるだけじゃなくて、貧血の予防や悪化の防止にも役立っているかもしれない、ということなんですね。
このお薬は心臓や腎臓にも良い影響があるとされてきましたが、こうやって「貧血」にも効果があるとなると、ますます頼もしい存在です。
もちろん、薬の選択は患者さんごとに合う・合わないがありますので、主治医とよく相談して決めるのが一番大事です。
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