こんにちは。
小川糖尿病内科クリニックでございます。
ココアを含む食品の日常的な摂取が、心血管系の死亡率低下に寄与することが観察研究で明らかにされているようです。またココアの高用量摂取が、2週間ほどの短期介入でも血管内皮機能を高め、ココア・ポリフェノールの作用で血圧を低下させることが示唆されてもいます。ポリフェノールの豊富なチョコレートを低用量摂取した場合の、血圧変化について判定されました。
治験は、高血圧前症または第I期高血圧症で、薬物投与も受けていない56歳から73歳までの44例(女性24例、男性20例)を対象に、無作為盲検並行群方式で実施されました。
対象者には18週間、30mgのポリフェノールを含んだ糖分・脂肪分の少ないダークチョコレートを毎日6.3g(30kcal)、もしくはポリフェノールを含まないホワイトチョコレートを無作為に摂取させました。
高血圧有病率は86%から68%まで減少
18週間で、ダークチョコレート摂取群の収縮期血圧が平均2.9(1.6)mmHg、拡張期血圧も1.9(1.0)mmHg下がり(P<0.001)、高血圧有病率は86%から68%まで減少しました。至適血圧より高値である以外は健常な人が、食事の際にポリフェノールが豊富に含まれるチョコレートを少量摂取すると、体重増加などを伴わずに血圧が効果的に低下すると報告されました。
ご参考になれば幸いです。
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