みなさんどうもこんにちは。
糖尿病の薬物治療で広く使用されている選択的SGLT2阻害剤ダパグリフロジンについて、2型糖尿病合併の有無にかかわらず、わが国で慢性腎臓病(CKD)の効能または効果の追加承認を取得したと発表したようです。
CKDは、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患。わが国では約1,300万人が罹患していると推定されているようです。CKDを発症する最も一般的な原因疾患は、糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎で、最も重篤な状態は末期腎不全(ESKD)と呼ばれ、腎障害および腎機能低下が進行し、血液透析や腎移植を必要とする状態となるのです。CKD患者の多くはESKDになる前に心血管系の原因によって死亡しているとい事実もございます。今回CKDに追加承認されたダパグリフロジンは、1日1回、経口投与の選択的SGLT2阻害剤です。すでに心腎疾患の予防および進展抑制、ならびに各臓器の保護に対する有効性が示され、心臓、腎臓および膵臓の臓器間の基本的な関連性を示す重要な知見が得られています。わが国では、糖尿病、慢性心不全にすでに承認されています。
今後の透析患者さんが少しでも減る一助になることを願います。
自身のメモ学習を兼ねて。
自身のメモ学習を兼ねて。
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