みなさんどうもこんにちは。
小川糖尿病内科クリニックでございます。
妊娠中の連続血糖モニタリングの有効性について、イプスウィッチ病院(イギリス)糖尿病・内分泌学科が無作為化試験を行い検証しました。妊娠末期の血糖コントロール改善、低体重児もしくは巨大児のリスクを低減すると報告しております。
1型および2型糖尿病を有する妊婦が連続血糖モニタリングを行うことの有効性(母体の血糖コントロール、低体重児および巨大児リスク)を評価するための試験は、イギリスにある糖尿病の妊婦のための健診クリニック2施設にて行われました。
参加者は、1型糖尿病と2型糖尿病の女性で、妊娠中期~末期の母体血糖コントロールとHbA1c値で4週ごとに測定されました。
対照群の乳児と比べて血糖モニタリング群の母親から生まれた乳児の平均出生時体重も、より低かく、巨大児リスクも低かったようです。
妊娠中の連続血糖モニタリングは、妊娠末期の血糖コントロール改善、低体重児もしくは巨大児のリスクを低減すると考えます。
参加者は、1型糖尿病と2型糖尿病の女性で、妊娠中期~末期の母体血糖コントロールとHbA1c値で4週ごとに測定されました。
血糖コントロールを改善し、低体重児、巨大児のリスクを減らす
妊娠32~36週までの平均HbA1c値は、モニタリング群5.8%(SD 0.6) vs. 対照群6.4%(SD 0.7)で、モニタリング群のほうが低かった。対照群の乳児と比べて血糖モニタリング群の母親から生まれた乳児の平均出生時体重も、より低かく、巨大児リスクも低かったようです。
妊娠中の連続血糖モニタリングは、妊娠末期の血糖コントロール改善、低体重児もしくは巨大児のリスクを低減すると考えます。
参考にして頂ければ。
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