2026/02/13

健康講座961 成人の肺炎球菌ワクチンについて(2026年版)

 





■ 2026年4月から高齢者肺炎球菌ワクチンが変わります

2026年4月1日より、65歳の定期接種で使用される肺炎球菌ワクチンは

ニューモバックス → プレベナー20

に切り替わります。

これまで必要だった
5年ごとの再接種は不要となり、原則1回接種で完了します。


■ 肺炎球菌とは

肺炎球菌は成人の肺炎の主要な原因菌です。
特に

  • 65歳以上

  • 糖尿病

  • 心疾患

  • 呼吸器疾患

のある方では重症化リスクが高く、

肺炎だけでなく敗血症や髄膜炎を起こすこともあります。


■ 成人用肺炎球菌ワクチンの種類(簡単に)

● ニューモバックス(従来型)

・効果は約5年
・繰り返し接種が必要

● プレベナー20(新しい結合型ワクチン)

・免疫が長く続く
・原則1回で完了

2026年4月からは定期接種もプレベナー20になります。


■ 過去に肺炎球菌ワクチンを打っている方

ニューモバックスなどをすでに接種していても、

1年以上空いていればプレベナー20を接種可能

です。


当院の対応について

当院は小規模クリニックのため、

  • 在庫管理の簡素化

  • 打ち間違い防止

  • 医療安全の確保

を目的として、

2026年4月以降、成人の肺炎球菌ワクチンは

プレベナー20のみ取り扱います。

※当院では小児の肺炎球菌ワクチンは行っておりません。


■ 定期接種(65歳の方)

プレベナー20を接種します。

自己負担額:1,100円

(※公費補助はこれまで通りです)


■ 任意接種(自費)

プレベナー20のみ対応します。

自費:11,000円(税込)


■ キャップバックスについて

キャップバックス(PCV21)は任意接種のみのワクチンですが、

  • 定期接種対象外

  • 費用が高額

  • 当院の運用方針

の理由から、現時点では当院では取り扱いません。

ご希望の方は、対応医療機関での接種をご検討ください。


■ まとめ

✔ 2026年4月から定期接種はプレベナー20へ
✔ 自己負担は1,100円(65歳)
✔ 原則1回接種で完了
✔ 当院はプレベナー20のみ取り扱い
✔ 自費の場合は11,000円(税込)

ご不明な点は診察時にお気軽にご相談ください。


小川糖尿病内科クリニック

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