2025/04/04

健康講座850 「眠りと食欲の関係って?レプチンとグレリンがカギだった!」

 皆さん、こんにちは。



日々の生活の中で、睡眠不足が続くと、なぜか食欲が増してしまうと感じたことはありませんか?実は、睡眠と食欲は密接に関連しており、その背後には「レプチン」と「グレリン」という2つのホルモンが関与しています。今回は、これらのホルモンと睡眠の関係について、最新の研究を交えながら、わかりやすく解説していきます。

レプチンとグレリンとは?

まず、レプチンとグレリンについて簡単にご紹介します。レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、脳の視床下部に作用して食欲を抑制し、エネルギー消費を促進します。一方、グレリンは胃から分泌されるホルモンで、食欲を増進させる働きがあります。これら2つのホルモンは、食欲のバランスを保つ上で重要な役割を果たしています。

睡眠不足がホルモンバランスに与える影響

睡眠時間の短縮は、これらのホルモンのバランスを崩すことが明らかになっています。具体的には、睡眠不足によりレプチンの分泌が減少し、グレリンの分泌が増加します。これにより、食欲が増進し、特に高カロリーな食べ物への欲求が高まるとされています。

例えば、ある研究では、健康な若年男性を対象に、2日間の睡眠制限(1日4時間睡眠)を行ったところ、レプチンが18%減少し、グレリンが28%増加しました。さらに、空腹感が24%増加し、特に高炭水化物食への欲求が33~45%増加したと報告されています。 

睡眠不足と肥満の関連性

このようなホルモンバランスの変化は、食欲の増加を通じて、体重増加や肥満のリスクを高める可能性があります。実際に、睡眠時間が短い人ほど、肥満度を示す指標であるBMI(ボディマス指数)が高い傾向があることが、多くの研究で示されています。

例えば、ウィスコンシン睡眠コホート研究では、1,024人の参加者を対象に調査を行い、睡眠時間が短い人ほど、レプチンが低下し、グレリンが上昇していることが確認されました。これらのホルモン変化は、食欲の増加を引き起こし、結果としてBMIの増加に寄与すると考えられています。 

睡眠の質とホルモンバランス

睡眠の質も、これらのホルモンに影響を与えることが示唆されています。睡眠の質が低下すると、レプチンの分泌が減少し、グレリンの分泌が増加する傾向があります。これにより、食欲が増進し、過食につながる可能性があります。

弘前大学の研究では、一般住民を対象に、睡眠時間や睡眠の質と食欲調整ホルモンの関係を調査しました。その結果、睡眠時間が短い人や睡眠の質が低い人ほど、レプチン濃度が低く、グレリン濃度が高い傾向が見られました。 

睡眠不足がもたらす他の影響

睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れや食欲の増加だけでなく、耐糖能の低下やインスリン感受性の低下など、糖代謝にも悪影響を及ぼすことが報告されています。これらの変化は、糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクを高める要因となります。

例えば、健康な成人を対象に、4日間連続して睡眠時間を4時間に制限した研究では、耐糖能の低下やインスリン感受性の低下が観察されました。 

まとめ

以上のように、睡眠不足はレプチンとグレリンという食欲調整ホルモンのバランスを崩し、食欲の増加や体重増加、さらには糖代謝の異常を引き起こす可能性があります。健康的な生活を維持するためには、十分な睡眠時間を確保し、睡眠の質を向上させることが重要です。日々の生活習慣を見直し、良質な睡眠を心がけることで、これらのホルモンバランスを整え、健康維持に努めましょう。

2025/04/03

健康講座849 「科学的に正しい睡眠調整法:3つのシステムと快眠のための実践ガイド」

 

皆さん、こんにちは。

日々の生活の中で、質の良い睡眠をとることは、心身の健康を維持する上で非常に重要です。しかし、忙しい現代社会では、十分な睡眠時間を確保することが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、睡眠の質を向上させるための具体的な方法と、その科学的根拠について、詳しくご紹介いたします。

1. 規則正しい生活リズムの維持

毎日同じ時間に就寝し、同じ時間に起床することで、体内時計が整い、自然な眠気が訪れやすくなります。特に、朝起きたらすぐに太陽の光を浴びることで、体内時計のリセットが促されます。朝の光は、睡眠と覚醒のリズムを整える上で非常に効果的です。夜間の照明は控えめにし、朝はカーテンを開けて自然光を取り入れることを心がけましょう。 

2. 就寝前のリラクゼーション

寝る前にリラックスすることで、入眠がスムーズになります。具体的には、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、軽いストレッチやヨガを行う、深呼吸をするなどが効果的です。これらの行動は、副交感神経を優位にし、心身の緊張を和らげます。ただし、就寝直前の激しい運動は避け、リラックスできる環境を整えることが大切です。 

3. 就寝前の入浴のタイミングと方法

入浴は体温を一時的に上げ、その後の体温低下が入眠を促進します。40~42度のお風呂に15~20分入ると、脳の温度が約0.6~1.0度上がります。この効果を最大限に引き出すためには、就寝の2~3時間前に入浴することが推奨されています。ただし、心臓の病気など循環器系の持病がある方は、急激な体温上昇を避け、ゆっくりと温まるよう注意が必要です。 

4. 適度な運動習慣の取り入れ

日中に適度な運動を行うことで、夜間の睡眠の質が向上します。特に、速歩や軽いランニングなどの有酸素運動は、寝つきを良くし、深い睡眠を促します。運動は夕方から夜にかけて行うと効果的ですが、就寝直前の激しい運動は避け、寝る3時間くらい前に行うことが望ましいです。

5. 食生活の見直し

バランスの良い食事は、睡眠の質に直結します。特に、就寝前のカフェイン摂取や喫煙は覚醒作用があり、アルコール摂取は眠りを浅くするため、控えることが推奨されます。また、寝る前の重い食事は消化に時間がかかり、睡眠を妨げる原因となります。規則正しい食生活を心がけ、就寝前の食事は軽めに済ませるようにしましょう。 

6. 昼寝の活用

日中に強い眠気を感じる場合、15分程度の昼寝が効果的です。高齢者の場合は30分程度の昼寝が推奨されています。ただし、長時間の昼寝は夜間の睡眠に影響を及ぼす可能性があるため、短時間にとどめることが重要です。 

7. 睡眠環境の整備

寝室の環境も、睡眠の質に大きく影響します。室内は暗く、静かで、適切な温度と湿度を保つことが理想的です。また、快適な寝具を選ぶことで、より良い睡眠を得ることができます。寝室の環境を整えることで、リラックスした状態で眠りにつくことが可能となります。 

8. 睡眠時間の確保と個人差の理解

一般的には、一晩7時間以上の睡眠が推奨されていますが、必要な睡眠時間には個人差があります。大切なのは、日中に眠気を感じず、活動的に過ごせるだけの睡眠を確保することです。自分にとって満足できる睡眠時間を見つけ、習慣化することが重要です。 

9. ストレスの管理

ストレスは睡眠の大敵です。日中に感じたストレスを軽減するために、趣味の時間を持つ、リラクゼーション法を取り入れるなど、自分に合った方法でストレスを管理しましょう。

2025/04/02

健康講座848 「血糖値にやさしい食事って?グリセミック・インデックスを学ぼう」

 



🍚 みなさんこんにちは!

今日は「グリセミック・インデックス(GI)」という言葉について、
なるべくやさしく、ていねいに説明していきます。

「なんだかむずかしそう…」と思った方も大丈夫。
これは、普段の食事や健康にすごく役立つ考え方なんです。


🟡 グリセミック・インデックス(GI)ってなに?

まず、「GIって何のこと?」というところから説明しますね。

**グリセミック・インデックス(Glycemic Index, GI)**とは、
**「食べた後に血糖値がどれくらい上がるか」**をあらわした数値のことです。

たとえば、同じ「50gの糖質」を含んでいる食べ物でも、
すぐに血糖値が上がるものと、ゆっくり上がるものがあるんです。

GIはそれを数字で表してくれていて、

  • 100に近いほど、血糖値が急に上がりやすい(高GI)

  • 数値が低いほど、血糖値の上がり方がゆるやか(低GI)

ということになります。


🟡 どうしてGIが大事なの?

血糖値が急に上がると、体の中ではインスリンというホルモンがたくさん出て、
「血糖を下げよう!」とがんばります。

でも、この急な変動がくり返されると、

  • 疲れやすくなる

  • 空腹感がすぐにくる

  • 脂肪がたまりやすくなる

  • 糖尿病になりやすくなる

といった悪い影響が出てくるんです。

つまり、GIの低い食べ物を選べば、

  • お腹がすきにくくなり

  • 血糖値の変動がゆるやかになり

  • ダイエットや健康にとても良い!

というわけなんです 😊


🟡 食べ物のGI値、どれくらい?

GIは以下のように3つに分けられています:

GIの値 分類
70以上 高GI 白パン、白ごはん、じゃがいも、スイカなど
56〜69 中GI 玄米、全粒粉パン、バナナなど
55以下 低GI 大豆、ヨーグルト、りんご、オートミールなど

🟡 どんな食べ物を選べばいいの?

日常生活で取り入れやすい、おすすめの低GI食品はこちら:

  • 🍚 白米より→ 玄米・雑穀米・麦ごはん

  • 🍞 白パンより→ 全粒粉パン・ライ麦パン

  • 🥣 コーンフレークより→ オートミール

  • 🍌 バナナより→ りんご・ベリー類

  • 🥤 ジュースより→ 果物をそのまま

  • 🍟 ポテトより→ 冷やしじゃがいも(サラダなど)

そして、よく噛んでゆっくり食べることも、GIを下げるコツですよ!


🟡 GIのすごい効果(エビデンスもあります!)

「GIが大事」と言われているのは、きちんとした**医学的な根拠(エビデンス)**があるからです。

🔬 たとえば…

  • 糖尿病の方が低GIの食事をすると、HbA1c(へもぐろびん・えーわんしー)という数値が下がる
    (2013年:Ajala博士たちの研究)

  • 心臓病や肥満のリスクも下がるという報告
    (2008年:Livesey博士たちの分析)

つまり、血糖値の乱れを防ぐ=体をいたわることになるんですね✨


🟡 気をつけたいポイントも!

GIは便利な考え方ですが、少し注意点もあります。

✅ 調理方法によって変わる

同じ食材でも、調理のしかたでGIは変わってきます。

たとえば:

  • パスタ → アルデンテだと低GI、やわらかいと高GI

  • じゃがいも → ゆでてすぐ食べると高GI、冷やしてから食べると低GI

✅ 食事は「組み合わせ」も大切

たとえば、ごはん単品だと高GIですが、

  • 野菜やお肉、油と一緒に食べると、GIの上昇をゆるやかにできます。

このように、食事全体のバランスが大事です。


🟡 「GIだけじゃない」もうひとつの指標:GL(グリセミック負荷)

GIが「血糖値の上がりやすさ」を示すのに対して、
**GL(Glycemic Load)**は「実際にどれくらい血糖が上がるか」をあらわします。

GL = GI × 含まれる糖質量 ÷ 100

つまり、GIが高くても、量が少なければ問題ないこともあるというわけです!


🟡 まとめ:グリセミック・インデックスを味方にしよう!

  • GIは、「血糖値の上がりやすさ」を示す数値

  • 低GIの食品を選べば、血糖値の乱れを防げて、健康に◎

  • 糖尿病・肥満・老化・疲れやすさの予防に役立つ

  • 実際の食生活では、組み合わせ・調理・量もポイント


🟡 最後にひとこと 😊

健康のための食事って、「がまん」とか「しんどいこと」と思われがちですが、
GIを知っておくだけで、ムリなくできる工夫がたくさんあります。

「今日のごはん、ちょっとGIを意識してみようかな」
そんな気持ちで始めてみるだけで、体が少しずつ変わっていきますよ。



2025/04/01

健康講座847 「糖尿病と高血圧:血管年齢の評価と総合的な治療戦略」

 こんにちは、小川糖尿病内科クリニックです。今日は「糖尿病がある場合の血圧目標」について詳しくお話しします。糖尿病治療における血圧管理の重要性と、具体的な目標値、治療開始の目安について科学的根拠に基づいて説明します。また、家庭血圧の重要性や心電図、ABI(足関節上腕血圧比)、CAVI(心臓足首血管指数)との関連についても詳しく解説します。さらに、CAVIを用いた血管年齢の測定と、高血圧との関連についても詳細にご説明します。




目次

  1. なぜ血圧も管理しないといけないの?
  2. 血圧の目標値/治療開始の目安は?
  3. 小川糖尿病クリニックのアプローチ
  4. 実践的な血圧管理方法
  5. 血圧手帳と家庭血圧の重要性
  6. 心電図、ABI、CAVIと高血圧の関連性
  7. CAVIを用いた血管年齢の測定と高血圧との関連
  8. まとめ

1. なぜ血圧も管理しないといけないの?

糖尿病内科なのに、なんで血圧の話をするの?と思った方もいるかもしれません。しかし、糖尿病がある方こそ血圧管理が重要なんです。

高血圧も糖尿病と同様、自覚症状がほとんど出ないけれども影でじわじわと身体を蝕む病気です。血圧が高い状態が続くと何が起こるのでしょうか?

みなさんもよくご存じかと思いますが、一番有名なのは『動脈硬化』ですよね。動脈硬化は糖尿病の『大血管障害』としても知られています。

高血圧が動脈硬化の進行を促進することは多くの研究で示されています。例えば、Framingham心臓研究では、高血圧が冠動脈疾患や脳卒中の主要なリスク要因であることが明らかにされています。この研究は長期間にわたり、多くの被験者を追跡し、血圧と心血管疾患との関連を示した信頼性の高い研究です【1】。

高血圧が続くと、血管の内壁に傷がつきやすくなり、その傷にコレステロールが付着し、プラークが形成されます。これが動脈硬化の始まりです。動脈硬化が進行すると、血管が狭くなり、血流が悪くなります。これが心筋梗塞や脳梗塞などの深刻な心血管イベントの原因となります。

さらに、糖尿病と高血圧の両方を持つ方は、動脈硬化のリスクがさらに高くなります。糖尿病では、血糖値が高い状態が続くことで血管が損傷を受けやすくなり、その結果、動脈硬化が進行しやすくなります。このため、糖尿病患者にとって血圧管理は非常に重要です。

また、高血圧は腎臓にも悪影響を与えます。高血圧が続くと、腎臓の血管が損傷し、腎機能が低下します。これを腎硬化症と呼びます。糖尿病患者はすでに腎臓の合併症(糖尿病腎症)のリスクが高いため、高血圧の管理はさらに重要です。腎臓の機能が低下すると、体内の老廃物が排出されにくくなり、最終的には腎不全に至る可能性があります。

糖尿病と高血圧が同時に存在する場合、心血管疾患や腎臓病のリスクが相乗的に増加します。したがって、血糖値と同様に血圧の管理も糖尿病治療の重要な一環となります。

2. 血圧の目標値/治療開始の目安は?

それでは、実際にどれくらいの血圧を目指せば良いのでしょうか。

『高血圧治療ガイドライン2019』によれば、糖尿病を合併した高血圧の場合、血圧の目標値は130/80mmHgとされています【2】。これは糖尿病診療ガイドラインでも同様に採用されています。ちなみにこれは病院での血圧(診察室血圧)で、ご家庭での測定の場合、目標値は125/75mmHgになります。

この目標値は、血圧が高い状態が続くことで心血管疾患や腎臓病のリスクが増加することを防ぐために設定されています。高血圧が動脈硬化の進行を促進し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めることは広く認識されています。特に糖尿病患者では、これらのリスクがさらに高くなるため、より厳しい血圧管理が求められます。

治療開始の基準については、140/90mmHg以上であればすぐにお薬(降圧薬)で治療開始することが推奨されています。130〜139/80〜89mmHgの場合、1ヵ月までは生活習慣の修正で目標を達成できないか試して、厳しければお薬を使うことが推奨されています【2】。

これらの基準は、科学的根拠に基づいて設定されています。多くの臨床試験が、高血圧治療の重要性とその効果を示しています。例えば、SPRINT試験では、血圧を120mmHg未満に下げることで心血管イベントのリスクが有意に低下することが示されています【3】。

3. 小川糖尿病クリニックのアプローチ

小川糖尿病クリニックでは、患者さん一人ひとりのリスク要因を詳しく評価し、最適な治療目標を設定しています。また、以下のアプローチを採用しています。

パーソナライズドプランの作成

各患者さんの生活習慣、食事内容、運動量などを考慮し、個別に最適な血圧管理プランを作成します。例えば、食事療法では、塩分の摂取を控えることが推奨されます。これは、塩分が血圧を上昇させる主要な要因だからです。また、カリウムを多く含む食品(バナナ、ほうれん草、サツマイモなど)を積極的に摂取することも推奨されます。カリウムは塩分の排出を促し、血圧を下げる効果があります。

定期的なフォローアップ

定期的に血圧測定を行い、変動をモニタリングします。必要に応じて、治療プランの調整を行います。これにより、患者さんの状態に応じた最適な治療が継続的に提供されます。

生活習慣改善のサポート

食事療法や運動療法のアドバイスを行い、患者さんが自分自身の健康管理に積極的に取り組めるようサポートします。運動療法では、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動が推奨されます。これらの運動は、心肺機能を向上させ、血圧を下げる効果があります。

4. 実践的な血圧管理方法

食事療法

血圧を下げるためには、食事の見直しが欠かせません。以下のポイントを参考にしてください。

  • 塩分の摂取を控える: 日本人の平均的な塩分摂取量は1日約10gですが、血圧管理のためにはこれを6g以下に抑えることが推奨されます【4】。塩分が多い食品(漬物、みそ汁、加工食品など)を避けるようにしましょう。
    • カリウムを積極的に摂る: カリウムは塩分の排出を促し、血圧を下げる効果があります。バナナ、ほうれん草、サツマイモ、アボカドなど、カリウムを多く含む食品を積極的に摂取しましょう。
    • バランスの良い食事: 野菜、タンパク質、全粒穀物をバランスよく摂ることで、血圧管理がしやすくなります。特に、DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食事法は、血圧を下げるための効果的な方法として広く推奨されています【5】。

    運動療法

    定期的な運動も血圧を下げるのに効果的です。

    • 有酸素運動: ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を週に150分以上行うことが推奨されています。これにより、心肺機能が向上し、血圧が低下します【6】。
    • 筋力トレーニング: 筋力トレーニングは、基礎代謝を上げることで血圧の管理にも貢献します。週に2回程度、全身の筋肉を使う運動を取り入れましょう。

    薬物療法

    血圧が目標値に達しない場合や、特に高い場合は薬物療法が必要です。医師と相談しながら、最適な薬を選びましょう。降圧薬には、ACE阻害薬、ARB、カルシウム拮抗薬、利尿薬などがあります。これらの薬は、血圧を効果的に下げるために使用されます【7】。

    5. 血圧手帳と家庭血圧の重要性

    血圧手帳

    血圧管理には、日々の血圧測定結果を記録することが重要です。血圧手帳を使って、毎日の測定結果を記録しましょう。これにより、自分の血圧の傾向を把握し、医師との診察時に正確な情報を提供することができます。

    家庭血圧の重要性

    家庭での血圧測定は、診察室での血圧測定よりも正確な日常の血圧を反映することができます。家庭血圧を測定することで、白衣高血圧(診察室でのみ血圧が高い状態)や隠れ高血圧(家庭でのみ血圧が高い状態)の診断が可能となります【8】。家庭血圧を定期的に測定し、血圧手帳に記録することで、より正確な血圧管理が可能になります。

    6. 心電図、ABI、CAVIと高血圧の関連性

    心電図

    高血圧は心臓に負担をかけ、心肥大や心筋症を引き起こすことがあります。心電図は、心臓の電気的活動を記録し、心臓の状態を評価するために使用されます。高血圧による心肥大の早期発見や、心筋梗塞のリスク評価に役立ちます【9】。

    ABI(足関節上腕血圧比)

    ABIは、足関節と上腕の血圧を比較することで、下肢の血流状態を評価する検査です。ABIが低い場合、下肢の動脈硬化が進行している可能性があります。高血圧患者では、動脈硬化のリスクが高いため、ABIの測定は重要です【10】。

    CAVI(心臓足首血管指数)

    CAVIは、動脈の硬さを評価する検査です。動脈硬化が進行すると動脈が硬くなり、CAVIの値が高くなります。高血圧は動脈硬化の進行を促進するため、CAVIの測定は高血圧患者における動脈硬化の評価に有用です【11】。

    7. CAVIを用いた血管年齢の測定と高血圧との関連

    CAVIと血管年齢の測定

    CAVI(Cardio-Ankle Vascular Index)は、動脈の硬さを評価するための指標であり、血管年齢を測定するために使用されます。血管年齢とは、血管の硬さや柔軟性を基にした年齢の指標で、実際の年齢とは異なる場合があります。CAVIは、動脈硬化の進行度を評価し、心血管リスクを予測するために非常に有用です。

    CAVIの測定は、患者が仰向けに寝た状態で、心電図、血圧計、心音計などを使用して行います。この測定により、動脈の硬さを数値化し、血管年齢を算出することができます。血管年齢が実年齢よりも高い場合、動脈硬化が進行している可能性が高く、心血管疾患のリスクが増加しています【12】。

    高血圧と血管年齢の関連

    高血圧は動脈硬化を進行させる主要な要因であり、その結果として血管年齢が実年齢よりも高くなることがあります。高血圧が続くと、動脈の内壁に圧力がかかり、動脈が硬くなる(動脈硬化)傾向があります。これにより、CAVIの値が上昇し、血管年齢が高くなることが示されています。

    複数の研究により、高血圧が動脈硬化を進行させ、CAVIの値を高めることが確認されています。例えば、ある研究では、高血圧患者のCAVI値が正常血圧の患者よりも有意に高いことが示されました【13】。このため、高血圧の管理は動脈硬化の進行を防ぎ、血管年齢を正常範囲内に保つために重要です。

    小川糖尿病クリニックの特別な検査

    当院では、心電図、ABI、CAVI、血管年齢測定を行うことができます。これらの検査を通じて、患者さんの心血管リスクを総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。

    • 心電図: 心臓の電気的活動を評価し、心肥大や心筋梗塞のリスクを評価します。
    • ABI: 下肢の動脈硬化の状態を評価し、血流障害を早期に発見します。
    • CAVI: 動脈の硬さを評価し、動脈硬化の進行度を測定します。これにより、血管年齢を算出し、患者さんの動脈硬化リスクを評価します。
    • 血管年齢: 血管の健康状態を評価し、実年齢と比較することで動脈硬化のリスクを評価します。

    まとめ

    糖尿病患者にとって、血圧管理は血糖値管理と同様に重要です。動脈硬化のリスクを低減し、腎機能の悪化を防ぐためには、血圧の適切な管理が欠かせません。

    小川糖尿病クリニックでは、科学的根拠に基づいたアプローチで、患者さん一人ひとりの健康管理をサポートしています。血圧手帳を活用し、家庭血圧を定期的に測定することで、より正確な血圧管理が可能になります。また、心電図、ABI、CAVI、血管年齢測定などの検査を通じて、心血管リスクを総合的に評価し、最適な治療プランを提供します。

    最後に、ご質問やご不明点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。糖尿病と共に健康な生活を目指して、私たちと一緒に頑張りましょう。


    参考文献

    1. Kannel WB, et al. "Blood pressure and risk of coronary heart disease: the Framingham study." Ann Intern Med. 1971.
    2. 日本高血圧学会編. 高血圧治療ガイドライン2019年版. 日本高血圧学会, 2019.
    3. SPRINT Research Group. "A randomized trial of intensive versus standard blood-pressure control." N Engl J Med. 2015.
    4. He FJ, MacGregor GA. "Reducing population salt intake worldwide: from evidence to implementation." Prog Cardiovasc Dis. 2010.
    5. Appel LJ, et al. "A clinical trial of the effects of dietary patterns on blood pressure." N Engl J Med. 1997.
    6. Pescatello LS, et al. "Exercise and hypertension: recent advances in exercise prescription." Curr Hypertens Rep. 2015.
    7. Chobanian AV, et al. "Seventh report of the Joint National Committee on Prevention, Detection, Evaluation, and Treatment of High Blood Pressure." Hypertension. 2003.
    8. Stergiou GS, et al. "Home blood pressure monitoring: primary role in hypertension management." Curr Hypertens Rep. 2018.
    9. Levy D, et al. "Prognostic implications of echocardiographically determined left ventricular mass in the Framingham Heart Study." N Engl J Med. 1990.
    10. Aboyans V, et al. "Measurement and interpretation of the ankle-brachial index: a scientific statement from the American Heart Association." Circulation. 2012.
    11. Shirai K, et al. "The role of arterial stiffness in cardiovascular disease and its evaluation by the cardio-ankle vascular index." J Atheroscler Thromb. 2011.
    12. Okura T, et al. "Relationship between cardio-ankle vascular index (CAVI) and carotid atherosclerosis in patients with essential hypertension." Hypertens Res. 2007.
    13. Takaki A, et al. "Cardio-ankle vascular index is a new noninvasive parameter of arterial stiffness." Circ J. 2007.

2025/03/26

健康講座846 フィネレノンは、2型糖尿病で微量アルブミン尿のある人にも効果がある

 


このたび、2型糖尿病と初期の腎臓病(いわゆる「微量アルブミン尿」)を併せ持つ方に対して、新しいお薬「フィネレノン」がどれくらい効果があるかを調べた研究結果が発表されました。少しでも多くの方にこの内容をわかりやすくお伝えしたいと思い、ここにまとめてご紹介します。


【どんな人が対象?】

糖尿病が長く続くと、腎臓に負担がかかり、「尿にたんぱく(アルブミン)が出る」ことで初期の腎臓病が始まります。この段階は「微量アルブミン尿」と呼ばれ、まだ腎臓の働き自体は保たれていることが多いです。

今回の研究では、そういった「糖尿病と微量アルブミン尿がある患者さん」64人を対象に、北京大学第一病院で行われた実際の診療データ(2023年3月~2024年3月)をもとに検証されました。


【フィネレノンってどんな薬?】

「フィネレノン」は比較的新しいタイプの腎臓保護薬で、血圧や炎症、腎臓の線維化(固くなっていくこと)を抑える作用があります。すでに重めの腎臓病(尿たんぱくが多い方)に対しては有効性が証明されていましたが、「微量アルブミン尿」段階の人への効果は、これまで十分に分かっていませんでした。


【どんなことを調べたの?】

患者さんの尿中アルブミン(UACR)をはじめ、血糖(HbA1c)、腎機能、血圧、カリウム値などをフィネレノンを始める前、3か月後、6か月後で比べました。


【結果はどうだった?】

  • 尿中アルブミンが大きく減少しました!
    治療前の中央値が100.5mg/gだったのに対し、3か月後には61.3mg/g、6か月後でも62.5mg/gと、大きく下がりました。これは腎臓へのダメージが軽減されたことを示しています。

  • 他の項目(血糖・腎機能・カリウムなど)は大きな変化なし
    副作用の面でも比較的安全と考えられます。

  • フィネレノンだけでも、他の薬(SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬)との併用でも、効果はほぼ同じ
    他のお薬をすでに使っている方でも、フィネレノンを追加する意味は十分にありそうです。

  • 治療の効果が高かった人にはある共通点が
    特に、もともと血圧(上の血圧=収縮期血圧)が高めだった人ほど、フィネレノンによって尿たんぱくがしっかり減った傾向がありました。


【まとめ】

この研究から、フィネレノンは糖尿病と初期の腎臓病(微量アルブミン尿)を持つ人にも有効であることがわかりました。腎臓の悪化を早い段階で食い止めることができるかもしれません。特に血圧が高めの方には、より強い効果が期待できるという興味深い結果も得られました。

2025/03/18

健康講座845 【最新研究】肥満治療薬「セマグルチド vs. チルゼパチド」徹底比較!どちらが効果的?

 こんにちは!今日はこんな論文をご紹介します

こんにちは!今日は最近話題の**肥満治療薬「セマグルチド」と「チルゼパチド」**について、最新の研究結果をご紹介します。

どちらも肥満や糖尿病の治療に使われる新しい薬ですが、「実際のところ、どちらがより効果的なの?」と気になる人も多いはず。そこで、2025年3月に発表された論文 「Comparative efficacy and safety of semaglutide 2.4 mg and tirzepatide 5–15 mg in obesity with or without type 2 diabetes」(糖尿病の有無にかかわらず、肥満に対するセマグルチド2.4mgとチルゼパチド5~15mgの比較研究)をもとに、両者の効果と副作用を比較してみましょう!



今回の研究の目的

セマグルチド2.4mgとチルゼパチド(5~15mg)は、どちらも体重を減らす効果がある肥満治療薬として最近承認されました。特に糖尿病がある人にも使えるのが特徴です。

ただ、これまでの研究では両者を直接比較したデータがほとんどなく、「どっちがより効果的?」という疑問に明確な答えが出ていませんでした。そこで今回の研究では、これまで発表された第3相臨床試験(Phase 3 RCT)のデータをまとめて、両者の体重減少効果や副作用の違いを分析しました。


どんな方法で比較したの?

今回の研究では、以下のように糖尿病の有無で2つのグループに分けて比較しました。

  1. 糖尿病がない「肥満」患者のデータ

    • セマグルチド2.4mg → STEP-1試験
    • チルゼパチド(5mg、10mg、15mg)→ SURMOUNT-1試験
  2. 糖尿病がある「過体重」患者のデータ

    • セマグルチド2.4mg → STEP-2試験
    • チルゼパチド(10mg、15mg)→ SURMOUNT-2試験

いずれの試験でも、治療前の患者の特徴(年齢・BMI・糖尿病の有無など)がほぼ一致していたため、公平な比較が可能でした。

今回は、個別の患者データを直接比較するのではなく、各試験の結果をまとめて比較する**「間接比較(unadjusted analysis)」**という手法を用いて分析が行われました。


結果:どちらがより効果的?

1. 体重減少効果

チルゼパチド(10mg・15mg)の方が、セマグルチド2.4mgよりも体重減少効果が高かった!
具体的には、チルゼパチドの方が**4~5.4%**多く体重を減らせることがわかりました。

2. 血糖コントロール(HbA1cの改善)

HbA1cの低下幅も、チルゼパチドの方が大きかった!
セマグルチド2.4mgと比べて、チルゼパチド10mg・15mgの方が0.4%多くHbA1cを低下させました。

3. 副作用(消化器症状)

チルゼパチドの方が、消化器系の副作用が少なかった!
セマグルチド2.4mgの方が、吐き気・嘔吐・下痢などの副作用が多いことがわかりました。


結論:チルゼパチドの方が優秀?でも、まだ確定はできない

今回の研究結果から、チルゼパチド(特に10mg・15mg)は、セマグルチド2.4mgよりも体重を減らす効果が高く、血糖コントロールも優れていることが示唆されました。さらに、消化器症状の副作用も少ないという点もメリットですね。

ただし、今回の研究は異なる臨床試験のデータを間接的に比較したもので、実際に同じ条件で直接比較したわけではありません。そのため、本当にどちらが優れているかを確定させるには、今後「直接比較する大規模な試験(ヘッド・トゥ・ヘッドRCT)」が必要です。


今回の研究のポイントまとめ

チルゼパチド(10mg・15mg)は、セマグルチド2.4mgよりも体重減少効果が高い(4~5.4%多い)
HbA1cの低下もチルゼパチドの方が優れていた(0.4%多く低下)
チルゼパチドの方が消化器系の副作用が少なかった
ただし、両者を直接比較した研究がまだないため、今後の大規模試験が必要!


最後に

最近は、肥満や糖尿病の治療薬として、GLP-1受容体作動薬(セマグルチド)やGIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド)が注目を集めています。特に体重減少効果の高さが話題になっており、肥満治療の新たな選択肢として期待されています。

今回の研究を見る限り、「より効果が高く、副作用が少ない」のはチルゼパチドかもしれません。ただし、実際にどちらが良いかは医師と相談しながら選ぶことが大切です。

今後、セマグルチドとチルゼパチドを直接比較した研究が出てくるのが楽しみですね!また新しい情報があればご紹介します!

2025/02/28

健康講座844 「HbA1cが全てじゃない!効果的な糖尿病管理のポイント」

 こんにちは!小川糖尿病内科クリニックです。今日は「HbA1cさえ良ければ大丈夫なの?」というテーマについて詳しくお話しします。糖尿病治療におけるHbA1cの役割とその限界について、科学的根拠を交えて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

HbA1cとは?

まずは、HbA1cの基本についておさらいしましょう。HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、過去1〜2ヵ月の平均血糖値を反映する指標です。これは、血液中のヘモグロビン(赤血球の主要なタンパク質)が糖と結びつくことで形成されます。血糖値が高い状態が続くと、ヘモグロビンに結びつく糖の量も増加し、その結果、HbA1cの値が上昇します。このため、HbA1cは糖尿病管理の長期的な指標として非常に有用です【1】。




HbA1cの利点と限界

利点

HbA1cは、患者の血糖管理の状況を一目で把握できるため、診療において非常に便利です。また、毎日の血糖測定に比べて頻繁な検査が必要ないため、患者の負担も軽減されます【2】。

限界

しかし、HbA1cにはいくつかの限界があります。その一つが、短期間の血糖変動を反映しないことです。HbA1cは平均血糖値を示すため、1日の中での血糖値の急激な変動や低血糖エピソードを捉えることができません【3】。例えば、食後に血糖値が急上昇し、空腹時には低血糖になる患者でも、HbA1cの値が目標範囲内に収まることがあります。

血糖変動の影響

HbA1cが正常範囲内であっても、血糖値の急激な変動や頻繁な低血糖は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。血糖値の急上昇は血管壁にダメージを与え、動脈硬化やその他の合併症のリスクを高めることが知られています【4】。また、低血糖は特に危険で、意識障害や神経損傷を引き起こす可能性があります【5】。

日常生活での血糖管理

血糖値の急激な変動を防ぐためには、食事のタイミングや内容、運動の取り入れ方が重要です。例えば、食事を規則正しく摂取し、低GI(グリセミックインデックス)の食品を選ぶことで、血糖値の急上昇を防ぐことができます【6】。さらに、定期的な運動も血糖管理に大いに役立ちます。運動はインスリン感受性を高め、血糖値を安定させる効果があります【7】。

食後血糖値の重要性

日常的に朝食を抜いて血液検査を受けている方は、たまには食後2時間程度での血液検査を受けることをお勧めします。これは、食後血糖値(PPG: Postprandial Glucose)の状態を知るためです。PPGが高いと、HbA1cが正常範囲内でも、合併症のリスクが高まることがあります【8】。

HbA1cと他の指標の併用

HbA1cだけではなく、他の指標と併用することが重要です。例えば、空腹時血糖値(FPG: Fasting Plasma Glucose)や食後血糖値、そして持続血糖モニタリング(CGM: Continuous Glucose Monitoring)を使用することで、より詳細な血糖管理が可能になります【9】。

HbA1cが全てではない

HbA1cは非常に重要な指標ですが、「HbA1cが全てではない」ということを理解することが重要です。HbA1cが目標範囲内であっても、日常的な血糖管理を怠ると、合併症のリスクが高まります。具体的には、食事のバランスを整え、定期的な運動を行い、ストレスを適切に管理することが大切です【10】。

まとめ

最後に、HbA1cの管理だけでなく、日常生活での血糖値の変動にも注意を払いましょう。定期的な血糖測定や医師との相談を通じて、最適な糖尿病管理を続けてください。


以上が、今回の「HbA1cさえ良ければ大丈夫なの?」についての解説です。皆さんがより健康的な生活を送るための一助になれば幸いです。

【参考文献】

  1. American Diabetes Association. (2019). Standards of Medical Care in Diabetes—2019 Abridged for Primary Care Providers. Clinical Diabetes, 37(1), 11-34.
  2. Nathan, D. M., Kuenen, J., Borg, R., Zheng, H., Schoenfeld, D., & Heine, R. J. (2008). Translating the A1C assay into estimated average glucose values. Diabetes Care, 31(8), 1473-1478.
  3. Bonora, E., & Tuomilehto, J. (2011). The pros and cons of diagnosing diabetes with A1C. Diabetes Care, 34(Supplement 2), S184-S190.
  4. Monnier, L., Mas, E., Ginet, C., Michel, F., Villon, L., Cristol, J. P., & Colette, C. (2006). Activation of oxidative stress by acute glucose fluctuations compared with sustained chronic hyperglycemia in patients with type 2 diabetes. JAMA, 295(14), 1681-1687.
  5. Frier, B. M. (2008). How hypoglycemia can affect the life of a person with diabetes. Diabetes Research and Clinical Practice, 82, S52-S59.
  6. Jenkins, D. J., Wolever, T. M., Taylor, R. H., Barker, H., Fielden, H., Baldwin, J. M., ... & Goff, D. V. (1981). Glycemic index of foods: a physiological basis for carbohydrate exchange. The American Journal of Clinical Nutrition, 34(3), 362-366.
  7. Colberg, S. R., Sigal, R. J., Fernhall, B., Regensteiner, J. G., Blissmer, B. J., Rubin, R. R., ... & Braun, B. (2010). Exercise and type 2 diabetes: the American College of Sports Medicine and the American Diabetes Association: joint position statement. Diabetes Care, 33(12), e147-e167.
  8. Kilpatrick, E. S., Rigby, A. S., & Atkin, S. L. (2007). The addition of continuously monitored glucose levels to HbA1c as a predictor of microvascular complications of diabetes. Diabetic Medicine, 24(3), 333-337.
  9. Beck, R. W., Connor, C. G., Mullen, D. M., Wesley, D. M., & Bergenstal, R. M. (2017). The fallacy of average: how using HbA1c alone to assess glycemic control can be misleading. Diabetes Care, 40(8), 994-999.
  10. Strom, B. L., & Kimmel, S. E. (Eds.). (2006). Textbook of Pharmacoepidemiology. John Wiley & Sons.

これで、糖尿病に関する知識がさらに深まったことと思います。引き続き、健康管理に努めていきましょう。ありがとうございました。

ロゴ決定

ロゴ決定 小川糖尿病内科クリニック

皆さま、こんにちは。 当院のロゴが決定いたしました。 可愛らしいうさぎをモチーフとして、小さなお花をあしらいました。 また、周りは院長の名字である「小川」の「O(オー)」で囲っております。 同時に、世界糖尿病デーのシンボルであるブルーサークルを 意識したロゴとなって...